小学校での講演後頂いたご質問です。
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【ご質問】リクライニングできる座椅子子どもに良くないので使用禁止にしました。篠田先生はどうお考えかお聞きしたいです。
【 篠田からの回答】
●結論:使用禁止にするときとそうでない時、オンとオフの使い分けをされるのが良いかと思います。
●理由:ご自宅での様子が伝わってくるようです。お子様が姿勢を悪くしてリクライニングして座椅子にずっと座っている、注意してもなかなか直さない・・といった状況でイライラされているかもしれません。
自宅でくつろげないのは、大人でも息苦しいものですし起きている間ずっと良い姿勢でいつづけることは難しいですね。それは逆に身体にもよくありません。
ですので、
- オン: 勉強など集中力をあげたり脳を活性化したい時は座椅子を使わない、または 背もたれを90度にして、良い姿勢(骨盤を立てて)で座れるようにする。
- オフ:ゲームやテレビなど、オフタイムや本人の息抜きの時間は、本人の好きなようにさせてあげる。座椅子もOK,使い方も気にしない。
というのはいかがでしょうか。
講演でお話しした「良い姿勢の子どもにとってのメリット」とあわせて「なぜ?」を踏まえてお伝え頂くと良いかと思います。
30分に一回くらい立ってジャンプをしたり体操したり歩いたり、身体の状態を変えることもお勧め致します。
姿勢に関するイライラが減ってご自身も楽になりますよう、お役に立ちますと幸いです。