ほとんどの人が意識していない階段ののぼり癖

駅の階段をのぼる時、エスカレーターで立っている時、何気なく階段を登っている時に、ふらっとなったり後ろに倒れそうになったりということはありませんか?

駅で観察していると、ほとんどの人がかかとを階段にのせずにつま先や土踏まずまでで歩いている方がほとんどです。

確かにヒップアップを目的としてつま先で階段をあがる、というのぼり方もあるのですが、最後に後ろ足でグイっと押し上げるところがポイントでもあり、確かに日常でできるヒップアップ体操と言えるかもしれません。

一方で、駅でよく見るのぼり方は、グイっとあげるのではなく、つま先をつっかけているといった具合であるため、40代50代以降の方の場合ふらつきやふとした瞬間にバランスを崩す可能性もあります。

できるだけ足を使わないように効率よくあがろうとするためで、無意識に染み込んでいるんですね。

もし階段での転倒リスクを減らしたい、つま先あがりの癖を直したいということでしたら、かかとまですべて階段にのせるのぼり方をお勧めします。

つま先のぼりの癖がついている方は、最初は意識が必要です。

しかし、こののぼり方が身体に染み込めばこの方がのぼる時に心地よく感じるはず。

詳しい階段の上り方はこちらの記事をどうぞ。

本当に些細なことですが、寒さが厳しくなる季節はブーツなど足首が固定され歩きにくい靴が多くなったり身体が硬くなることもあり、小さなことこそ改善しておくとけが・転倒などのリスクを回避できます。

また自分の歩きの癖そのものを知り、より良くしたいと思ったら歩き方診断のページものぞいてみてください。

気になる方は、日常の階段ののぼり方にとりいれてみてくださいね!



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