散歩とウォーキングの違い、あなたはハッキリ答えられますか?
速度?距離?歩数?服装?う~ん、なんだか境界線がハッキリしませんよね。
今日は私なりにこの「散歩とウォーキングの違い」問題について綴ってまいりますね。

●ウォーキングには種類がある
例えば、「スポーツ」の中には、野球やサッカー、ラグビーやテニスなどの種類があります。
これになぞらえて言えば「ウォーキング」の中に、「散歩」や「健康ウォーキング」、「モデルウォーキング」や「ハイキング」などの種類があります。
つまり散歩とウォーキングは別物ではなく仲間であるといえます。
そもそもウォーキング の定義は何かといえば「常にどちらかの足が地面に着地しながら、足を前に出す動き」ですから、その点では散歩もウォーキングも同じですし、逆にジョギングやランニング、スキップは対象外といえます。
これは余談ですが、健康ウォーキングの中にも、ヘルスウォーキング、アクティブウォーキングという種類もあり、もし血圧や生活習慣病予防などの効果を求めてウォーキングを始めるならば、 ヘルスウォーキングの指導者が良いなどより専門に特化した形態があるんですよ。
このようにウォーキングはなかなかに奥深いのです。
●散歩では効果はないの?
散歩は気ままに行うもので、ウォーキングは服装もしっかりして距離や歩数を考えて歩くものと捉えられがちです。
この場合のウォーキングが健康ウォーキングだとすると・・・散歩と健康ウォーキングでは目的が違います。
散歩の目的は、リラックスや深いコミュニケーション、五感を磨くこと。
緑や四季の移ろいを感じ、時には誰かと話しながら景色に目をやり五感を使いながら歩く、アップダウンの少ない場所を歩く事。心拍数も大きく上がらず身体への負荷も少ないでしょう。(そして散歩は仲良くなれますよ!)
健康ウォーキングの目的は、健康・活力です。高血圧改善、糖尿病や生活習慣病の予防・改善など身体的な部分と、身体をアクティブに動かすことによる活力向上という事がありますので、歩数や距離、速度などの強度づけがポイントになってきます。
ざっくりお伝えすると、高血圧改善、糖尿病や生活習慣病の予防などが目的であれば健康ウォーキングの方が効果があり、仲良くなることが目的であれば散歩の方がいいかもしれません。
両方に共通するのは、精神的効果です。前向きな志向にさせてくれたり、瞑想効果により心が整うなど、これは歩く事すべてに共通する特長といえますね。
●ライフスタイルに合わせて
散歩でも健康ウォーキングでも、「二足で歩く」ということには変わりありません。
ですから、「散歩では効果がない!」「ウォーキングでは正しく歩かないと!」ということはないと私は思います。
散歩でも健康ウォーキングでもハイキングでも、年齢や体調、既往歴や得たい目的に応じて日々選んで頂くこと。そして何よりどんな形でも続けて頂くことが一番!
そして、散歩でも健康ウォーキングでも、「歩く時間を暮らしの中でつくる」というライフスタイルが、心の余裕を現わしており、心の余裕を得るために歩いているともいえるかもしれませんね。
心に余裕のある暮らし、いいですよね!
このように、ウォーキングといっても種類も深さもさまざまですが、ご自分の目的やありたい姿に応じて効果的な歩き方を知りたい!という方はどうぞ無料カウンセリングなどをご利用くださいね。
歩きの効果によりどんどんやる気と変化が生まれ、きっと人生が明るくなりますよ!
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