こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。オンラインウォーキングスクールを運営しています。
散歩やまち歩きは、好奇心次第で誰もが楽しめるものです。その好奇心からステップアップして知識や歴史を知ればさらに散歩が楽しくなり、好奇心のアンテナも高まるもの。本日は読むと歩きたくなる本を一挙にご紹介いたします。
- NHKの番組・ブラタモリが好き
- マニアックで興味のあることは追及したくなる
- 他の人とは違う視点で物事を見るのが好き
という方にピンときそうな本ばかり。知的好奇心をくすぐる一冊に出会えるはずです。
■ブラタモリ
まず、ブラタモリ好きの方なら間違いのない「ブラタモリ」(NHK「ブラタモリ」制作班)は、シリーズ化されており興味のある場所の一冊を読めば確実に楽しいはずです。
例えば鎌倉などは観光地として有名ですが、どこでも見るような観光的視点ではなくマニアック心をくすぐる学びがつまっています。
また、どの本も面白そうと思ったら、ブラタモリセットもありますので、ご検討を。いくつになっても何度読んでも楽しめます。
他にもいろいろなシリーズがありますので、こちらのページものぞいてみてください。歩いてみたい場所や読んでみたい場所がみつかるかもしれません。
【おすすめのポイント】
- 埋もれている歴史や生活文化、マニアックな視点を楽しく分かりやすく知ることができる
- まち歩きや散歩だけではなく、歴史ドラマや歴史本を読む際にも、時代背景が分かりより楽しめる
- 通りすぎてしまう道の楽しさが分かり、さらにマニアックな心に火がつく!
■暗渠
暗渠とは、かつて川や水の流れのあった場所で、上から蓋をして緑道になった地もあります。水の流れが豊富だった東京を暗渠の視点でみると、まったく別の顔が見えてくるはず。
暗渠ってなに?少し興味があるという方にはこちらの二冊を手始めにいかがでしょうか。
・はじめての暗渠散歩: 水のない水辺をあるく (ちくま文庫)
・東京人 2020年 10 月号 特集「東京暗渠散歩」まちの記憶を旅する[雑誌]
東京人は雑誌でお手頃。さくっと読んで暗渠の楽しさを知るにはいいかもしれません。ストレートに暗渠について知りたいし歩きたいという方は、はじめての暗渠散歩をおすすめします。
より詳細に知って歩きたくなったらこちら
はじめての暗渠散歩の著者のひとりでもある、本田創さんの著作です。先の東京人特集でも関わっていらしたと記憶しており、暗渠を深堀したいなら本田さんの本を一冊読むと世界が広がります。
【おすすめのポイント】
- 暗渠を通じて、地形と歴史の視点で東京を知ることができる
- 日常の通り過ぎてしまう景色を、新しい視点でみて楽しめる!
- 道や街の成り立ちに興味が湧き、街をより楽しめるようになる
■最後に
今回はブラタモリと暗渠についてご紹介いたしました。いずれも知的好奇心をくすぐる本で学びが多いものばかりです。大人こそ遊び心をもって街を歩き日常を楽しんでいきたいですね。
他にも境界線や坂道、地形などまだまだご紹介したい本がたくさんあります。こちらはまた別のブログで記事にしますので楽しみにお待ちください。
みなさんの毎日の歩きが、きっともっと楽しくなりますよう!