歩きの五感トレーニングで脳の認知機能アップ

こんにちわ、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。

例えば「鍋を火にかけて他のことをしていたら、うっかり鍋を焦がしてしまった」ということはありませんか。また「名前を呼ばれているのに気がつかない」など。

これは五感の衰えであり、五感の衰えは脳の認知機能の衰えといってよいでしょう。本日は毎日の歩くことで五感をトレーニングし、脳の認知機能をアップするというテーマで話をしていきます。

この内容は音声ブログvoicy、または下記の音声からお聞き頂けます。

【五感トレーニング】

中年以降、年齢を重ねるごとに、嗅覚・味覚・聴覚・視覚・触覚などの五感が鈍く、衰えてくるもの。またひとつに集中すると周りが見えなくなったり聞こえなくなるものです。これは認知機能の低下ともいえ、日常の中でいかに五感を刺激するかは脳をいかに刺激するかにつながります。

運動そのものが脳の血流を良くし脳の神経細胞を活性化させることが確認されていますが、特にウォーキングは日常的に取り入れられる五感のトレーニングです。

●視覚のトレーニング

ふだん街を歩いている中で「色を探し」をすることです。外を歩きながら、花の色や木々の色に目をやるということもありますし、同じ緑でもその違いを観察するのがいいですね。またスーパーにいき野菜の色をみるのも良いでしょう。「今日は紫を探そう」などテーマをより絞るのもGOODです。

このように色探しをする事は集中力や注意力を磨くことにもなります。また色を見るということそのものが脳への良い刺激になります。


●聴覚のトレーニング

歩きながら音に注目し、音を聞き分けましょう。ふだん私たちの身の回りにはいろいろな音がありますが、脳の中ではそれを取捨選択しています。例えば雑踏の中で遠くから呼ばれても、知り合いの声だと分かったり自分の名前を呼ばれていると認識できるのは脳の取捨選択によるものです。 膨大な量の音から必要な音だけを抽出して聞いている、人間ってすごいですね。

さて、トレーニングとしては見慣れた風景の中を歩きながら、鳥の声や遠くの電車の音に集中して感知してみましょう。このように歩くことで多くの音を聞くという量的な面と、同じ鳥の声でも聴き分けるという質の面の両面で聴力を鍛えることができるのが、散歩やウォーキングの良いところです。

また聴いた音からイメージをする、カラスの声を聞けばカラスを思い出すというように イメージ能力を使えばさらに効果的でしょう。


●嗅覚のトレーニング

歩きながら道端で見つけた花をくんくんと嗅いでみる、さらに言語化すると良いと思います。「甘い香りだな」「さわやかだな」など。ただ 脳の衰えがでやすい五感でもあり、色や音に比べると難易度は高いと思います。また花や緑の匂いだけではなく、街を歩くと色々な匂いがするものです。あれ、このあたりでカレーを作っているなとか、揚げ物しているななど。ありますよね。


このようにテーマをもって散歩をすることで、運動効果とあわせて感覚がより鋭くなり刺激が入りやすく、認知機能の向上に良い効果を与えます。また「今日はどこを歩こうかな」「今日は40分で帰ってこれるルートでいこう」など散歩をプランニングすることも、脳の刺激になります。

【体+頭で脳を活性化】

そもそも運動、ウォーキングが脳の機能を高めるというのはよく言われていることです。体を動かすことと、まったく違う頭の働きを同時に行うことが脳の活性化につながります。例えば冒頭のように 「鍋を火にかけて他のことをしていたら、うっかり鍋を焦がしてしまった」というようにひとつのことしかできなくなる(シングルタスク)のは中年以降にでやすい傾向ですが、五感を磨きながら歩くということはデュアルタスク。体の動きと思考を同時に行い脳を活性化してくれます。やっておいて損はありません。

毎日楽しみながらやることで、きっと脳も体も、そして心も喜びます。コツコツ続けて豊かな心や毎日をおくりましょう。

それでは本日も健やかな一日をお過ごしください。


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