あなたは「きっと、この人は○○してほしいんだ」と推察し、何歩も先に先回りをする方ですか?
目の前の相手が何をしてほしいか察してその要望に応える、というのはなかなかのスキルですよね。
今回は「その要望を把握したうえで、敢えてスルーするのもありですよ~」というお話です。
さて、一見とても言葉や態度が強く人の言う事など気にしない!という方である程、繊細で一歩一歩がやや震えるような歩き方をしていることがあります。(本当に歩き方まで強い方もいますが💦)
この 繊細で一歩一歩がやや震えるような歩き方がポイントです。
話を戻し、相手の小さな変化や反応に敏感な方は、相手が言葉にしないことも「きっと、この人は○○してほしいんだ」と推察し、何歩も先に先回りができる方が多いように思います。
でもこれが疲れるんですよね、なぜなら相手が言葉にしないことを積極的に汲み取り相手の意のままに動いているからです。
お客さまや仕事であればうまくいきますが、友人・家族など プライベートな関係やリラックスできるシーンでそれをするのは疲れませんか?
- この話を聞いてほしい、この部分に触れてほしいという意図が見える
- 話を聞いてほしいとは言わず、こちらからの「どうしたの?」という言葉を求めている
- あわよくば相手の仕事の一部を無料で受けて、自分の問題を解決したい
最後の項目は コーチ、カウンセラー、トレーナーなどの無形なサービスを扱う方はご経験があるのでないでしょうか。
このような意図を感じた時に「そうだね、大変だね」「どうしたの?」とこちらから口火を切ったら最後、怒涛のように話を始めたり有料のサービスぎりぎりのところを求めてきたりして、相手はスッキリしこちらは疲れて終わるのが世の常です。
敢えてこのような人を「依存する人」と定義した場合、この依存する人の意のままに動くことは、あなたにとっても相手にとっても全く意味がありません。
なぜなら、相手をよりあなたに依存させる構図をつくることになります。だから、相手の意図にそわない、相手が「ここについて聞いて~」という部分にあえて触れない。
そうやって、分かっていはいるけれどおもんばからない!というのがスルー力です。
先に、一見大胆で強い方が 繊細で一歩一歩がやや震えるような歩き方をされていると書きましたが、このような方は
「あえて、スルーする。嫌われても致し方ない。ただ依存はさせないし自分を守る」
という自分のスタンスをもっている人です。
特にこのような方はじめじめした悩みは嫌いますから、依存する人の話の内容がその類だとビシッときられます(笑)
依存する人は「なんで話を聞いてくれないの!」と無視されたように感じるかもしれませんが、依存先をまた求めて見つけるもの、悲しいですが・・💦
お互いが依存しあう関係を断ち切ってなお続く関係ならばOK。そうでないならそれまでです。
そしてこのスルー力のある方は、決して相手を嫌っているわけではありません。
ただ、表面的な優しさを断ち切れる人です、覚悟がありますね。
男女という性別の差はあるかはわかりませんが、先の歩き方は女性の40、50代以上、60代以上では特に際立ちます。これが自分軸かも。
「きっと、この人は○○してほしいんだ」と推察しするからこそ、スルーする。
そのスルー力を発揮できるマインドの強さ、自分に対する覚悟をつけていけば、どんなことにも自分を見失わずに進んでいけますし、人間関係ももっと楽になりますよ!
歩くという身体のプログラムから思考のプログラムを見つめ直して、マインドを強くしたいと思ったら、どうぞ気軽にメッセージをくださいね。
私も応援しています!