つい気がつくと顎があがってしまうということはありませんか?
顎があがる癖には身体の癖からくる色々な原因がありますが、 今日は思考の癖からその原因や内面心理を紐解いてお話致しますね。
まず、顎の角度は目線の角度を現わします。
例えば、相手の顎があがっている場合、上から目線、上から見下されているように感じませんか?逆に相手がすごく顎を引いていると、下からあなたを見て様子をうかがっているように感じるかもしれません。
このように顎は目線を示し、目線は知らず知らずにあなたに対して抱いている感情やその人の意思を現わしています。
分かりやすい癖を2つご紹介しますね。ひとつめは顎が大きく上がる場合。これは「軽蔑」「上から目線」です。
「こいつ何言ってるんだ」「はいはい、わかったよ」というあしらいもそこに含まれそうですね。少なくても相手から見ると、あなたより自分は上という意識があるのかもしれません。
逆に顎をすごく引いている場合は「疑惑」です。
「それ本当なの?」「ふ~ん。」というイメージでしょうか。
子供が「お母さん、これ買っていい?」と顎を引いて聞いてくる時には「買ってくれるかなぁ・・怒られるかなぁ」という気持ちもあるかもしれません。
このように顎の角度はそれぞれに意味がある為、特に注意して頂きたいポイントです。
また常に顎があがっているわけでもないのに、話し始めるとあがる方もいますので、自分の振る舞いはチェックしておきたいですね。
- 上から目線にするつもりはないのに顎があがってしまう!
- 姿勢を良くしようとすると顎を引きすぎて二十顎になる!
という方は、身体の癖から整えるのが良いかと思います。
ここまで書いてきたことはあくまで私のこれまで指導上の経験ですので、参考までに。
誰もがそれぞれ異なる経験をしてきた中で出来上がった身体の癖と思考の癖です。
だから同じ身体の癖が出ていても、やっぱりおひとりおひとり違うんです。
立つ歩くというシンプルな中に本当のその方の意味が隠れています。
これは見させて頂かないと分からないので、顎があがるというのはそういう意味もあるんだな程度に捉えてください。もし顎が上がる癖について見つめ直したいと思ったら歩き方診断も役に立つと思いますので、よかったらページものぞいてみてください。
自分の場合は身体の癖なのか思考の癖からが強いのか、自分の癖を知っておくと人間関係にもきっと生かしていけますよ!
<参考記事>