中身は相手への猜疑心と批判と評価でいっぱいなんです

「中身は相手への猜疑心と批判と評価でいっぱいなんです」

歩き方を指導する中で、どうも身体がぎくしゃくして動きに一体感がない、という顧客様。

全身に力が入り、息が止まったり、臨機応変に身体を動かすのが苦手。

これは運動音痴ということではなくて、思考がガチガチだなと思いお伝えしたところ、実は「いつも、どの上司ともうまくいかない」事を悩んでいるとのこと。

話しをする中で冒頭のような話がでてきて、ご自分でも相手をジャッジしてしまう自分に辟易している様子でした。

「自分の方が賢い」「あの人の能力はあの程度だ」「なんてあの上司は頭が悪いんだ」「上司のくせにこんなこともできないのか」「自分は正しい」「自分は悪くない」「だまされたくない」「相手はきっと自分から奪おうとしている」という猜疑心や批判でいっぱい、だと。

でも、ご自分が猜疑心や批判を抱いているということを、こうして話せただけでも、ひとつ大きな変化ですよね。

そもそも、そのような自分に気がついていることだって、すごい事ですよね。

そんな会話をし、次回はそのお悩みの解消につながるワークをしましょうとお約束して終了です。

シンプルな動きはごまかせません。

根に思っていることはどうしてもでてきます。

歩くことって本当に奥深いなと、我ながら実感しています。

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