坂本龍一さんの音楽に思う

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坂本龍一さんが「健康音楽」という言葉を使って、ガン復帰からそれまでを振り返るコラムを読んだことがあります。

静かで、まどろんでいるような存在感と佇まい、そして「健康音楽」という言葉のインパクトは今も忘れません。

ちょうど先週も日経新聞にインタビューコラムが掲載されていて、その佇まいと美しさにかっこよさに思わず釘付け。

子供の頃、YMO時代のことや音楽のことなど・・・そして最近は小鳥の声、木が風で揺れて擦れ合う音、時折ミシっと小枝が折れたり、風が吹き抜けたり・・そんな音楽とも言えない音に興味をもつようになったそうです。

もし坂本龍一さんのような感覚で自然や毎日の音を感じとることができたら、歩くことはもっと素直に飾り気なくやわらかで心安らぐ時間になるんでしょうね。

もう少し寒くなったら、ただじっとしているだけで聞こえてくる音、自然の音を聞きに歩いてみたいな・・なんて残暑厳しい9月にふと思う独り言。

それにしてもあの美術品のような佇まいや美しさはどうしたら醸し出されるのかな。目指したい姿です。

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