少し前になりますが、熊川哲也 K-BALLET COMPANY Autumn 2015「カルメン」を見てきたんです。
もう、その躍動感と見ていて飽きないすばらしい演出、演者のみなさまに感動。
こういう体を使った表現や体を使うことを仕事にできるっていいな・・・そんな風に思ったりして。
さてK-BALLET COMPANYは男性のバレエ(バレリーノ?)が多く出演することでも有名だそうで、私はその男性の身のこなしの悠々しさ、紳士のような立ち居振る舞いにもう釘付け(笑)あんなに素敵な立ち居振る舞いをする男性を街でみかけることは、ありません!
このバレリーノのみなさんの動きを、まねることは難しいですが、それでも普段の振る舞いに男性が取り入れるとしたら・・・そんな風に考えるとやはり姿勢を整えることがまず一番かなと思います。
あの圧倒的な存在感は、姿勢と、姿勢を整えたことによるまっすぐな目線、そう思うんです。
よくレッスンでも「視線が姿勢をつれてくる」と伝えています。
男性は背が高いので、どうしても背の低い女性と視線をあわせるため、優しい男性であればあるほど(たぶん)うつむきがち、下目線になるのかもしれません。
だからこそ、普段歩くときには、視線が下を向かないように真っすぐ前&少し遠くをみて。
そして目の前に太陽がありその温かさと存在を感じるように胸を開くと悠々しくも、勇み足にならない普段でもきばらない”ちょうどよい抜け具合”の姿勢になるように思います。
優しい男性のみなさん(笑)ぜひお試しくださいね。