街の魅力と価値を“見える化“し住み心地を届ける(周辺環境リサーチ)

こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。

不動産オーナーの皆様にとって、物件の価値アップは重要な課題のひとつではないでしょうか。

例えば、

  • 内装のリフォーム
  • 宅配ボックスを置く、ネット環境を提供するなどの設備の更新
  • 防犯カメラなど管理体制の充実

など、様々な方法で物件の価値アップを行っているはずです。

また、その価値を伝えるために

  • ステージング
  • マイソク(不動産物件用チラシ)の充実

なども行っているはずです。

不動産オーナー様にとってこのような入居促進のための施策はもちろんですが、現在住んでいる人への満足度向上(テナントリテンション)も不動産経営においては重要ですし、できるなら家賃をアップしたいという目論見もあるでしょう。

さらに近年、在宅ワークや単身世帯の増加、単身高齢者の住まい供給な時代やライフスタイルの変化によって、借りる側の住まいに関する考え方に変化が起こっています。

このような中で、周辺環境の魅力を物件の価値アップにいかすことも少し考えてみていただきたいのです。

例えば、街の魅力が高い場所に物件を所有しているならば、その街の魅力が物件の価値アップに直結します。美術館や充実した商店街があったり利便性が高く商業施設が充実している街などは、入居者にとって魅力的な環境であるため、物件の需要が高くなります。

また、安全性の高い街や子育てしやすい街、防災の取り組みがなされている街はファミリーをはじめ幅広い層に魅力的であり、物件の価値アップにつながります。

さらに、地域の歴史や文化、景観なども物件の価値に影響を与えます。例えば、東京であれば江戸の風情を感じられる伝統的な建物や景観を感じる街に物件がある場合、それだけで物件の価値が上がる場合があります。また、地域の伝統的なお祭りや独自の文化がありにぎわいのある場所に物件があれば、入居者にとっては暮らしを楽しむことができ、物件の価値アップにつながることもあります。

このように、周辺環境が物件の価値に大きく影響を与えることがわかります。

近くの神社がいつの間にかパワースポットとして、にぎわうようになったりも。

しかし多様なライフスタイルの中で、誰かにとって魅力的な街が必ずしも他の誰かにとって魅力的とは限りません。誰に届けるか、つまり“どんな人にこの物件に入居して頂きたいのか”によって、どのような街の魅力を切り取り活かすかが変わってきます。

実例ですが、ある東京の区の公園には時間制限があり平日午前中は子供しか入れない仕様がとられていました。子育て世代であれば、安心して子供を遊ばせることができるポジティブな要素になりえます。単身者で在宅ワークをする人にとっては、せっかく近くに公園があるのに仕事のリフレッシュしに入れないということになります。

以上は歩かなければ分からない情報です。歩かなければ分からないという点では、地図上は公園にはなっていますが、トラックが通る大通り沿いのコンクリートの小さなスペースといった公園もありました。坂道や階段もそうですね。周辺環境や街の魅力は、ネットや地図だけでは意外と分からないものなのです。

そして、このようなリアルな周辺環境や街の魅力アピールするも物件の入居促進の観点ではとても重要です

街に魅力という、物件の価値アップにつながる”宝”が山ほどあるにも関わらず、それを活かさないのはまさに”宝のもちぐされ”。物件と街の魅力で、”入居してほしい人”が入居してくだされば、不動産オーナーとしもこれほどうれしいことはないでしょう。入居後もいい関係を築き長期入居につながれば、経営者として心も平和ですよね(笑)

このような街の魅力と価値を“見える化“し、情報を見やすい形に成形して届けることで、住まいを探す人の大きな後押しになるもの。

分かりやすく見える化されたリアルな周辺環境情報の提供は、住まい探しをしている方の不安を軽減しますし、入居している方にも届けることで暮らしやすさをサポートし長期入居を促します。

街の魅力を物件の価値アップにいかして空室改善や入居者の満足度アップにつなげてまいりましょう!

もし本日の話に少しでもピンときたら、こちらのサイトものぞいてみてください。そしてお気軽に無料相談もご活用ください。きっと何かヒントがみつかるはずです!



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