こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。
女子栄養大学栄養クリニックでのウォーキング講座は、さまざまな変化が訪れる50代以降に身体を見つめ直し、元気に好きなことを楽しむ人生のきっかけになる講座です。
- 医師から痩せるように言われたが、痩せられない
- もしかしたら何か思い病気ではないか・・・と不安がよぎることがある
- 健康診断の結果を見て見ぬふりしている
- 頭の回転が鈍くなっていると思う
- 何もないところでつまづくことがある
- 気になっている体の症状はあるが、そのままにしている
もしこのようなことがあれば、やりたいこと好きなことを楽しめる人生にこの講座がお役に立つかもしれません。
■この講座ができるまで
最初にすこしお話をさせてください。
女子栄養大学栄養クリニックは、東京・駒込にあります。女子栄養大学の創立者である香川綾氏が1969年より始めたクリニックで、どなたでも利用することができます。
創立者香川綾氏は、医師であり、病気のない社会をつくることを自分たちの目指す栄養学の目的とし、その生涯をかけて栄養学に取り組みました。
引用:学校法人香川栄養学園サイトより
https://kagawa.eiyo.ac.jp/aya/
私たちが今、当たり前に使っている計量カップと計量スプーンの開発者であり、この計量化のおかげで今日わたしたちは初心者でもレシピにのっとって同じ味を再現できるのです。
この意を継ぐ栄養クリニックでは、生活習慣病の予防・肥満治療・メタボリックシンドローム対策などを中心に、講座や栄養相談により、ひとりひとりの健康に向き合い静かに支える役割を担っていると私は考えています。
さて、人々の健康において栄養とともに考えていくべきは、睡眠や運動です。食事・運動・睡眠という昔から言われている3つの三角形こそ、ストレス時代を生き抜く根底であり基礎になります。
人々が健康であるためには毎日やっている当たり前を見つめ直すことが、地味ですが本当に目を向けなくてはならないことといえるでしょう。そのような中で人間の運動の源である歩くことを取り入れた講座がスタートしたわけです。
■みずぼらしい猫背をなんとかしたい
私は長年ウォーキングをお伝えしていますが、年齢を重ねるほどに猫背や歩き方にお悩みを持つ方が多くいらっしゃいます。
体に染み込んだ猫背を解消するために、猫背矯正下着を買ったり、猫背を見られたくないからといつも一番後ろの席に座っていたという方もいます。
特に女性の場合には筋肉が少ないこと、出産や骨粗鬆症なども関係することなどから年齢を重ねると円背と言われる背中の丸まりが強くなることがあります。私の母も円背で前を向くことができません。
内職や子育て、介護に頑張ってきて気がついたら背中が丸くなってO脚になり歩くこともままならない。母の背が丸く身長がどんどん低くなっている姿を見るのは同じ女性として子供として胸が締め付けられるようです。
こんな話をすると
「それは60代70代になってからでしょ」
と思う人も多いかもしれません。
あくまで私の母の例ですが、40代の後半にはすでに背中は丸くO脚が娘の私から見ても分かるくらいでした。背中をまっすぐにしたいと猫背矯正下着をつけていたのもそのころです。
■毎日のことで若々しくいられる
どんなに頑張っても円背が進み骨の形そのものが丸くなってしまってはこれを元に戻すことはできません。いやもしかしたらできるのかもしれませんが、体に痛みがでます。
年齢を重ねると背骨の柔軟性が失われるため無理にまっすぐにしようとしてもしにくいのです。
ではどうすればよかったのか。
母が今でもまっすぐ前を向き歩き続けるために何があれば、何をすればよかったのか。
母が子育てをしながら少しでもできたことがあるとしたら
- 体操による骨や身体の柔軟性
- O脚を予防する歩き方
- 骨によい食事
だったと思います。
実際、数年前に歩き方を指南し一緒に歩いたところ、最初は歩くのが辛そうでしたがある時点から「歩きやすくなった」とスピードがあがるようになりました。「前が向ける」と嬉しそうに歩いてくれました。
円背でO脚ということもありそれほど長く歩けるわけではありませんが、100歩でも50歩でも母が歩けたことは娘の私にとっては喜びです。
ただ、母の背中が元に戻ることはありません。
もし過去に戻り母の猫背や円背を予防することができるとしたら上記の体操や歩き方、食事をまず取り入れると思います。
しかしこれらが効果を示すには条件があります。
それは「毎日すること」です。
結局毎日できることが最強であり最重要。
姿勢よく颯爽と歩み、若々しい見た目と身体でいたいなら毎日できることでしかその理想は叶わないのです。
もし母がもっと若く私が一緒に住んでいなら、口をすっぱくして指導したかもしれません。猫背解消体操を朝昼晩と一緒にしたかもしれません。
でもそれは叶いません。
だから今のみなさんには知って頂きたいし実践して頂きたい。
栄養も歩くことも実践あってこその学びです。
そして若々しくありたい、そう願えば、その解決策は毎日の中にあるのです。
■自分のために時間もお金も使っていい
50代といえば、育児や介護、仕事のことなどさまざまなお悩みを抱える世代です。自分に気を遣っているどころではないかもしれません。
体のことも心配だけど、それよりもっと心配なことがある‥ということもあるのでは?
ただ今、自分の身体を見つめ直さず病気になったり、無理をして頑張り続けていたら、あなたの大切な人はどう思うのでしょうか。
もっと無理して頑張れよと言うでしょうか。
病気になったのは自分のせいだよ、と言うでしょうか。
そんなの自分のせいだと責めるでしょうか。
きっと違いますよね。
少なくても私は、当時の母に無理をさせてしまった。働かせてしまった。もっと自分の身体や心躍ることに時間もお金も使ってほしかった。と思っています。
そう、きっとあなたのことを大切に思っている人は、あなたが笑顔で人生を楽しんでくれることを望んでいるはずです。
あなたが「こんなおもしろいことあったんだよ~」そういって好きなことを見つけイキイキと話してくれる姿を見て幸せを感じてくれるはずです。
たまにはレストランにいったり、元気に楽しんでいる姿をのぞんているはずです。
そう、だから人を優先して自分をないがしろにしすぎず、あなた自身に時間をお金を使ってください。たまにはいいでしょう?
あなた自身があなたを笑顔にするために好きなことをしてください。好きなことをして楽しんで活力を得てください。好きなことは遊びではないかもしれません、学びかもしれないしとにかく没頭できるものならなんでもいいのです。
それが、あなたを大切に思っている人の願いでもあります。
■好きなことを見つけて輝く人生のために
そして好きなことを楽しむためにこの講座での学びを生かしてください。
あなたがこれからも好きなことを楽しみ、60代70代と元気に楽しむために、より輝くゴールデンエイジングを送るために、この実践的な健康の講座と学びを生かしてください。健康だから好きなことができる、楽しめるんですから。
とにかくあなたが人生を楽しむために、この講座はあります。
ちなみに香川綾氏は「“これから栄養学の時代がかならずくる”という思いで歩み続けた綾の98年の生涯は、人生の最後まで栄養学の実践にこだわり、毎日毎日をみんなの健康のために努力し、自らの健康に感謝して働き続けた、地道ながら見事な生涯でした。」※引用:上記 香川綾の軌跡より
といいます。
栄養学に没頭し生涯をかけてきたのです。人生をかけるほど好きなものに出会えたことは幸せだと思います。
私はウォーキングに没頭し生涯をかけています。これだけ好きなことに出会えたことを幸せだと思います。
あなたがもし生涯をかけたいほど好きなことや没頭したいことがあれば素敵なこと。
そしてそれを楽しんでいる姿こそ、周りの幸せです。
あなたも周りも幸せでいつづけるために、この講座を生かしてください。これからの何十年と続く人生の役にきっと立ちます。
少しでもピンときたら下記のリンクもクリックしてpdfを読んでください。わたしはあなたが心明るく人生を楽しむ姿を講座を通じて心から応援しています。
最後までお読みくださりありがとうございました。