オンライン研修「美しい立脚姿勢とウォーキング」(活動報告)

こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。

オンラインでのJWA「美しい立脚姿勢とウォーキング」研修を勤労感謝の日の夜に行いました。

今回も北海道札幌市・滝川市、宮城県石巻市、群馬県太田市、三重県、千葉県、東京・・と全国のみなさんにお集まりいただき、オンラインの良さを実感しています。

この講座の中で私がお伝えしたいことのひとつに

  • 自分の頭で考える
  • 一般論の正解ではなく、目の前の個体差・ひとりひとりを見る

ということがあります。

ウォーキングに限らず、ともすると「先生」「指導者」と呼ばれる人は「正しいこと」「知識のある事」がその価値であると、とらえられることもあります。それもひとつですが、様々な経験を通じてスキルや知識を超えた”知恵”を得え、さらにその”知恵”をいかすことで、相手に貢献していくことが必要です

正しいウォーキングを教えることが指導者の正解ではなく、ウォーキングというツールを通じて相手が笑顔になるような相手が喜ぶような、希望や夢を持っていただけるような時間を提供するということです。

例えば基本的な「いい姿勢」がありますが、年齢や状態によっては一般論の「いい姿勢」を実現するのが難しい人もいます。そのような人にも「いい姿勢」という型をあてはめたり、その方向にもっていかせることは不自然でしょう。

ではそのような人にどんなご指導をするかを知識だけで補うことは不十分であり、結局は経験、想像力、自分がやっていることでどのように人に貢献できるのかという心持ちが不可欠です。パターンはそれぞれですし、何より”正しいことが正義”ではなく、そこから「歩くのって楽しい」「私でもやればできる!」「歩けば健康でいつづけられるかも」「続けてみよう」と自分に希望を持っていただくことが目的のはずなのですから。

そして、正しいことは1つだけというとらえかたではなく、正しいは人や状況・状況によって違うととらえる。団体研修で話した内容が唯一の正しいことではなく、ひとつの指標にしながら、目の前のひとりひとりに当てはめる”考える力”が必要なのです。

どうかそのような自分の頭で考える指導者が、少しでも私と関わることで増えていくことを祈ります。

最後になりますが、周りが笑顔になるような、喜びにあふれるような、そのようなウォーキング指導者が皆さんの周りに増えていくことを祈り、ひいてはウォーキングを通じて幸せになる人がひとりでも増えることを祈り、今日も明日も私は歩いてまいります!



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