こんにちわ、歩き方コンサルタントの篠田です。本日は「ウォーキングを継続するためにはどうすればよいか」という話をしていきます。
例えば
- ウォーキングをやった方がいいと思うが、やる気がでない
- いつも初めだけ頑張りすぎて途中でやめてしまう
- 頭では分かっているが気持ちがついてこない
- 集団のプログラムには参加したくない
- つい面倒で先延ばしにしてしまう
という方にお読み頂ければ嬉しいです。
音声でもお届けしています。音声メディアvoicy、または下記からどうぞ。
【継続するためのポイント】
●目的の明確化
ウォーキングを続けることでどんな結果を得たいのかをハッキリせずに続けるのは苦痛です。 「ウォーキングは健康にいいから」といってスタートしても続かず「ウォーキングはつまらない」ということに陥りやすいもの。ウォーキングに限らず「なぜ運動をしようと思っているのか」「どういう状態になればいいのか」目的をよく考えてみましょう。
目的を達成できるのであれば、ウォーキングにこだわらくてもいいと思いますし手段はいろいろ。自分の健康観に応じて選べば良いと思います。
しかしそもそもウォーキングの効果を知らず、なんだかわからずウォーキングをしてつまらないと思っているなら、これはもったいない。歩くことの身体的・精神的効果について私のブログや音声ブログも参考にしてください。一般的には筋力がつくというイメージかもしれませんが、それ以外の効果の方がより高いと私は思っています。
●記録・可視化
どんなことも継続するには「内的動機づけ」が必要です。そのためにはまず記録し可視化することは欠かせないでしょう。ウォーキングに限らずダイエットも同じですが、記録・可視化・分析は、自分が思う理想に近づく方法のひとつです。なんでもそうなのかもしれませんが。
- 歩いた日に〇をつける
- 歩いた距離や歩数、消費カロリーを記録する
歩数が少なかろうが多かろうが構いません。まず記録。そしてその経過がパッと棒グラフなどで見れるとなおさら良いですね。携帯の記録で構いません。ここに加えて
- 血圧
- 血糖値
- 体重
などを書き添えてもいいでしょう。これは生活記録という意味の方が強いかもしれませんが、ウォーキングが高血圧や血糖値の抑制に効くのはよく言われていることです。もちろん効果の出方には個人差があります。
また、たまには食べ歩きや観光で歩くのも楽しいと思いますが、これはあくまで外的要因であり、毎日コツコツ継続する動機づけにはなりません。お楽しみタイムではありますので、適度に取り入れてみてください。
この後に出てくる、効果を記録することで自分のライフスタイルや変化がより明確になります。
●効果を計る
セルフモニタリングという方法があります。これは自己観察し効果を可視化するものです。いろいろな方法やチェックポイントがありますが、気分や状態変化に関連したチェックの一部をここではお伝えします。
<歩いたあとの気分や状態チェック>
- 身体が引き締まった
- 階段の昇降が楽になった
- 運動不足が解消された
- 体力がついてきた
- 食事がおいしい
- よく眠れる
- 体調が良くなった
- 姿勢がよくなった
- 気分転換になった
- 楽しい気分になった
- 仕事や家事の効率があがった
など。この項目で5段階評価をつけるというのがセルフモニタリングです。このような効果を計ることで、自分の変化に気が付きやすくなります。ここで「どんな効果を得たいのか」が分かってくれば、その効果を得るためにウォーキングをするようになります。同じ効果が得られ継続できるのであればウォーキングでなくても他の運動でも良いでしょう。
【最後に】
ちなみに、私が指導をさせて頂く場合にはセルフモニタリングに加えて、カウンセリングとしてその方の気質に応じたウォーキングの指導や取り入れ方のアドバイスを行います。目標に対して頑張りすぎてしまう方やすぐに嫌になってしまうなど気質がありますから、継続スタイルはさまざまです。
とにかく「継続できること」これがもっと運動において意識したいポイントでしょう。毎日の歩きをトレーニングにすることで、健康の基盤、人生の基盤がしっかりしてきます。もっとダイナミックなスポーツを楽しむ基盤にもなるでしょう。日常生活が楽しく送れるようになれば表情もなにもかもイキイキしてきます。
そう考えると毎日コツコツ続けていくのが最終的には一生自分らしく健やかでいる秘訣かもしれませんね。コツコツやれば必ずいいことがあります。
いくつになっても笑顔で楽しくイキイキ生きたい方を応援しておりますし、そう生きて言って頂けたら私にとっても大きな喜びです。人生でもっとも若い今日からスタートし、素晴らしい人生を迎えていきましょうね!