こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。
本日は、ふだんプログラムの中でお届けしている毎週土曜日の音声配信の中から、大変ご好評いただいた音声配信を文章としてお届けします。

◆あなたも「心の便秘」になっていませんか?
- 自分がどう思っているのか分からない
- 何が欲しいのか、どうありたいのかが見えない
- 言いたいことがあるのに、言葉にできない
もしこれらに心当たりがあるなら、あなたは「心の便秘」状態かもしれません。
◆「心の便秘」とは何か
え?心の便秘?なにそれ?ですよね(笑)
このこの言葉は、10年以上前にご受講生と話している際にポロリと生まれた言葉で、私自身も言い得て妙!と自ら感心したものです。
この心の便秘とは、感じている感情や思いを適切に外に出せない状態といえます。
体の便秘と同じように、出したいのに出せない余分なものが詰まっている状態で、出してしまえば楽になるのに、出せなくてずっとむずむずしている。 すっきりしたいのにずっと体に滞って、気分もどんより、お肌などの他の部分にも影響する。
そう、これが心の便秘です。
◆なぜ感情を出せなくなるのか

・まず感情の構造を理解する
例えば、何かの出来事に対して「反発したい」「何言ってるの、私のこと分かってないじゃない」という怒りの気持ちが起こったとします。
しかし、実際には怒りだけが起こっているわけではありません。通常は複合的に起こり、かつその感情は表面的にすぎません。
- 表面の感情: 怒り、反発
- その下にある感情: 分かってもらえなくて悲しい、寂しい
- さらに奥の感情: もっと分かってほしい、愛されたい
本当の本当の感情は、もっと奥にあるのです。
ですから怒った時には、もっと深層の感情をみる必要があります。
・「ネガティブ」への抵抗が便秘を作る
一方でこの「怒りを覚えた」ことについては多くの方が「出してはいけない」と思うものです。
なぜなら怒りや悲しみといった感情は「ネガティブ」と思われており、
- ネガティブな言葉は言ってはダメ
- 言霊があるから、悪いことを言うと運気が下がる
こうした考えが働いて、結局、怒りを覚えたにも関わらず表に出さないので、たまりにたまって便秘になってしまうのです。
まとめると
- 怒りが起こっている時には同時に、分かってほしい、期待している、悲しい、寂しいなど何かしら複合的に感情が湧いているもの
- その怒りを「ネガティブ」として処理することで、その裏に隠れている分かってほし、期待している、悲しい‥などの感情を一切見ることなく、見なかったことにしてしまう。
- 怒りはおさまっても、何かモヤモヤが残り続ける
ということです。
特に女性の場合、社会的にネガティブな感情を表現することへの抵抗があると、2万人以上の方のご支援をしている中で私は感じています。嫌われたくないという思いや協調性が大切だという考え方・捉え方も影響しているでしょう
だからこそ、心の便秘になりがちなのです。
◆便秘をこじらせると何が起こるか

さて心の便秘をそのままにしておくと、どんどん悪化します。
最初は反発や怒りを感じていても、そのうちおさまってくる。しかしその下にある悲しみや寂しさは溜まっていきます。が、もともと見たくない感情なので見て見ぬふりをし続けます。
そして最終的には:
- 反発や怒りしか感じられなくなる
- それしか相手に届けられなくなる
- コミュニケーションがおかしくなる
- 素直にやり取りできなくなる
「理解してもらえないならもういい」とひねくれてしまったり、「どうせ分かってもらえない」と諦め状態になります。つまり人間関係が、人生が、うまくいかない。立ち行かなくなるのです。
あ、私もそうかも…と思ったとしても自分を責めないでください。
一生懸命生きてきて様々な痛みや体験をしてきたからこその自己防衛です。便秘はある意味当たり前の現象なのです。
◆心の便秘解消法:「とにかく出す」

とはいえ、心の便秘を解消したい!と思ったら、具体的に以下のことをするのもおススメです。
・基本原則:迷ったら出す
便秘は当たり前という前提で、朝起きたらとりあえずトイレに行くのと同じように、感情も出していきましょう。
何でもいいんです。とにかく出していく。書き出すのがいちばんいいですね。
しかしいきなり机に向かって書き出そうとしてもできません。
そんな時に役立つのがウォーキング。歩くんです。
散歩でもウォーキングでもなんでもいい、足を一歩前に出す。外を歩くそれだけです。歩くことがあなたが何を考えているのか、何を大切にしているのかがうすらぼんやりにでも明確になっていくはずです。
・抵抗がある時の対処法
プログラムの中ではLINEでなんでもアプトプットしていただくのですが、その際に「LINEを書こうと思ったけど、なんか抵抗がある」「 どう書いたらいいかわからない」「 途中でやめてしまう」ということもあります。
そのような時は、その状況をそのまま出していただいています。
「LINEを出そうと思ったけど抵抗があります」 「言語化できなくて出せません」というように。
このようなLINEを出すか出さないかで、のちのち大きな違いが生まれます。
言うなれば「でないかもしれないけど、トイレに行ってみる」みたいな感じですかね(笑)「でそうででない、けどトイレ行ってみる」分かりやすい、ですよね?(笑)
・ルーティン化する
トイレに1日1回行くように、朝起きたら行くように、上記をルーティンにしていきます。
ルーティンにしていくと、トイレに行ったら自然に出るようになるのと同じことが起こります。
まず出なくても出すという習慣で、心の便秘を解消していきましょう。
◆便秘解消で得られる効果

心の便秘が解消されると:
- 自分の気持ちが分かる:本当は考えているのかが分かる
- 感性が豊かになる – 小さな幸せを見つけられるようになる
- コミュニケーションが良くなる – 相手の些細なことも「すごいね」と言えるようになる
- 素直な受け入れができる – 相手が自己否定していても「そうなんだね」と自然に受け入れられる
- 自分にとっても相手にとっても良いコミュニケーションが取れるようになる
ということが起こります。一朝一夕というわけにはいきませんが、少しづうでも解消することで、もっと自分をや人生を楽しめるはずです。
・最終的な目標
怒りではなく、その奥にある悲しみや寂しさ。 さらに言うと、愛されたい、誰かとつながっていたい。
気恥ずかしくなるかもしれませんが、のような直は言葉を相手に届けることができれば、便秘解消といえるでしょう。
◆体の便秘解消と同じ効果

便秘解消したら:
- 体が軽くなる
- 食べ物が美味しくなる
- 肌がきれいになる
- 血の巡りが良くなる
心も同じです:
- 心が軽くなる
- 食べる、話すなどの毎日によろこびを感じる
- 素直な笑顔と振る舞いで魅力が高まる
- イキイキする、自分を発揮できる
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