部分思考と全体思考~その歩きの癖はフォームでなく日常生活動作の見つめ直しから~

こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。

  • 歩く時に痛みが出る
  • 歩き方がおかしいかも

という問題や改善点は意外と日常の体の使い方からきているということがよくあります。

歩かない・歩きすぎも影響しますが、24時間のうちほとんどが座っているか立っているだろう生活をしている中で、例えば1,2時間の歩く時間より、10時間の座り時間が影響しているだろうことは容易に想像がつくはずです。

他にも加齢や生活環境が影響していることは明らかで、そのような日常生活の体の使い方の癖や習慣が歩き方にでていることは多いもの

でですね、歩き方がおかしいなと思った時に歩き方だけ見るのが「部分思考」で、上記でお話ししたような、その人の生活環境や習慣などのライフスタイル全体をみてフィードバックをさせて頂くというのが「全体思考」かと私は思っています。

「歩き方がおかしいかも・・」といった時に「ではフォームを良くしましょう」という部分思考では、一瞬解決できたようでほぼ解決できない問題はよくありますし、全体思考により今の体の動かし方の癖の根源を推察できるようになるには総合的な知識や経験もご指導する方には必要かとは思います。

「部分思考」「全体思考」という考え方は、ウォーキングのご指導にかぎらずなんにでも当てはまることで、まさに良く言われる「虫の目・鳥の目」ということになりますが、この両方を持ち合わせて時と場合によって使い分けることができれば、何事もうまくいきそうですね。

みなさんは、どちらの傾向を強く持っていますか?

仕事でも体でも、人生もかもしれませんが、部分思考と全体思考、どちらの傾向があるかを知って両方をうまく使うということが必要かもしれません。

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