半径1.5キロの幸せがウォーキング習慣化のコツ

こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。オンラインウォーキングスクールを運営しています。

「ウォーキングを習慣化したいけれど、なかなかできない・・」あなたにもそんなお悩みはありませんか?

本日は”したいけどできない”ウォーキングの習慣化のコツをお伝えしていきます。

この内容は音声ブログvoicyまたは下記の音声からお聞き頂けます。(音声だけの話題も。)

■半径1.5キロの範囲

まず結論からいいますと、タイトル通り、半径1.5キロ以内に、どれだけ幸せを見つけられるか、楽しみを見つけられるかがポイントと私はお伝えしています。だいたい1キロは10分から15分程度かかりますので、仮に往復すれば20分~30分ですね。軽く歩くという点でも歩きの効果を得るという点でもちょうどいい時間です。

もちろん、これ以上歩けるのでしたら、それに越したことはありませんが、習慣化(頻度を上げながら効果を得る)という点では歩きやすい時間かもしれません。この20分~30分で血流が良くなったり、筋肉への刺激・筋持久力を高めたり、心への効果でいうと、やる気がでたりリラックス効果があったりと体にも心にもいいことがあります。

そのようなわけで 20分~30分で歩ける半径1.5キロ以内に幸せを見つけられるかが習慣化のポイントなわけです。

■ではどう幸せ・楽しみを見つけるのか

幸せもいろいろありますが、例えば

  • 季節の花が咲いているな
  • 朝日が美しいなぁ
  • 当たり前に歩いている道の反対車線を歩いたら見える景色が違うなぁ

など、とにかく自分の生活圏内に幸せを”自ら”見つけられるか。です。

もっと言うと”お金をかけずに自分が楽しめるもの幸せに感じるものを、どれだけたくさん発見できるか”ということにもなります。

「えー、お金かけずにってそんなの当たり前じゃん!」と思われがちですが、これが意外と落とし穴でして・・・

例えば、ダイエットのためにウォーキングを始めようとする方がよくたてるのが「近くのカフェまで歩いて行き、おいしいモーニングを食べる」という目標。決して悪いわけではありませんが、カフェや食べるお店を目標にした場合、一度行けば目的は達成されてしまう上、毎回外食というわけにいきません。また往々にして外食は普段よりカロリーや塩分も高くなりがちのため、せっかくダイエットのために歩こうと思ったのに、逆にカロリーをとってしまったということで「あぁ~食べちゃった・・」と罪悪感にさいなまれがちです。

加えて「あぁ~やっぱり私ウォーキングさえも続かない・・。でも楽しみがないと歩く気にならないし」となってしまうのです。

たまにはこのようにカフェに行く目標もいいのですが、これはあくまで日常のプラスアルファの楽しみ、付加した楽しみです。「旅行にいくとたくさん歩く」ということがありますが、これは非日常だからこそ、日常とは違うプラスアルファの時間や場所だからこそです。

習慣化の観点で大切なのは、日常の中でどれだけ楽しみを見つけられるか幸せを見つけられるか、できればお金がかからないものということです。

■幸せを感じる心

以上は、ウォーキングの習慣化の観点で話していますが、結局は何を幸せとしてみるか、楽しみとしてみるか、すべては自分のここ持ち次第、心の写し鏡といってもいいかもしれません。

哲学的になるかもしれませんが、同じものを見てもどう感じるかは人そぞれ。「幸せを感じる心」をもっているか感受性をいかに養っているかによって感じ方は違います。

ウォーキングがつまらない、いつもの道を歩くことなんてつまらないを思う人もいますしそれは人それぞれですが、日常の中で幸せを感じる心や楽しみを発見する心を養うこと。そうすれば習慣化の観点だけではなく暮らしが楽しくなり人生が楽しくなるはずです。

日常の積み重ねが人生ですからね。

■最後に

刺激や非日常ばかりに幸せがあるわけではありません。家族や子どもとの思い出を振り返った時、ありふれた散歩道での会話やふとした食事の瞬間が懐かしく思い出されるかのように、歩くというありふれた日常にこそ、人生の幸せがあるものなのかも。

歩くという日常の当たり前から幸せを感じる心を養うつもりで、ふだんの道も楽しんで歩けるといいですね。いつの間にかそれが習慣化つながるかもしれませんよ!



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