こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。オンラインウォーキングスクールを運営しています。
「歩き方が変だと言われる」「歩き方がおかしいと言われる」ということはありませんか?
自分では何がおかしいのが分からないけれど、周りから言われるのできっとおかしいのだろう・・が原因や理由が分からない。本日はこの「歩き方が変」問題について綴っていきます。
この記事は
- 周りから「歩き方が変」「歩き方がおかしい」と言われたことがある
- 「○○さんが歩いてくると、歩く音で分かる」と言われる
- 自分では何がおかしいのか、変なのか分からない
- 「その歩き方なんとかしたら」と言われるが原因が分からない
という方のお役に立てば嬉しいです。
【歩き方がおかしいと言われたらチェックすること】
まず結論からいって周りからそのように言われるということは「確実に歩きの癖」があるといって良いでしょう。
歩き方がおかしいというのはなかなか誰にでもいえることではありません。「どう見てもおかしい」というくらいのレベルでないと指摘できません。では歩き方がおかしいと言われたら、まず自分の日常生活で以下のようなことがないかチェックしてみてください。
- 何もないところでつまづくことが多い
- スカートが回ってしまう。気が付くとチェックの位置が変わっている
- 厚底の靴やミュールを履くことが多い
- 靴のつま先の内側がすりへっている
- 高いヒールを履くことが多い
思い当たることがあれば、何かしらの歩き癖がある可能性があります。また「歩き方が変」と言われたときに「どんな風におかしい?」と聞いてみてください。以下のような回答が返ってくるかもしれません。
- 足をずっている、すって歩いているよう、引きずっているみたい
- ぴゅこぴゅこ、弾んで歩いているよう
- 膝が曲がったままで歩いている
- かわいい感じ、子供みたい、内股みたい
- がさつ、男性っぽい
もし「これこれ!」というワードがあれば、おおよそどのような歩き癖なのか分かります。
【考えられる歩きの癖】
よくある歩き癖をご紹介致します。
- 内股歩き。両足、または片足のつま先が内側に入っている
- 膝を曲げたままで歩いている。ヒザが小刻みに伸び縮みするためぴゅこぴゅこ、ペンギンのような歩きをしている
- すり足。足をほとんど上げず、足を地面にするように歩く
- 脚の間が空いたガニ股歩き。極端につま先が外に向いた外股歩き
- 傾いて歩いている、傾き歩き
これらのどれか、または複数の歩き癖をもっている可能性があります。
【ではどうすれば?改善方法を知る】
ではどうすれば?ですよね。どの歩き癖を持っているかで違いますが、役に立つものを3つお伝えします。
●歩く時にヒザを伸ばす
ペンギンのような歩きやすり足、内股の方は歩く時にヒザが曲がっている可能性が高いもの。歩く時、特に前に出した足のヒザを伸ばすようにしましょう。
●ヒザをすり合わせる
ガニ股や内股の場合にはヒザとヒザの間が開いている可能性があります。後ろ足を前にもってくる際にヒザ同士をすり合わせて歩きましょう。
●おなかに力をいれる
おなか、というのは丹田という下腹部あたりのことを指します。おへそから指3本下あたりをへこませておなかを薄くすることで姿勢が良くなります。ペンギン歩きやすり足でヒザが曲がるのはこの丹田の力が抜けているからもでもあります。傾き歩きの場合には、さらに体をまっすぐにすることもプラスです。
【最後に】
かくゆう、私ももともと歩き方がおかしいかも?と思い、ウォーキングを習ったのがウォーキングとの出会いです。もし自分の歩き方がおかしいと気がつかなければ、おかしな歩き方のままだったかもしれません。
最初に書きましたが、 歩き方がおかしいというのはなかなか誰にでもいえることではありませんから、年齢を重ねるたびに周りからは指摘されずらい・・ということはあるでしょう。しかし、ほんの少し歩き方が変わるだけでも「あれ?歩き方が変わったね」「スッとして見える」など良いフィードバックを周りからもらえるかもしれません。こうなったら嬉しいですよね!
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日常の歩き方から自信をつければ、きっと仕事やプライベートをもっと楽しめるはず。毎日も人生も、イキイキ颯爽と歩いてまいりましょう、応援しております!