会社でのデスクワークのため、姿勢矯正クッションを探している人も多いのではないでしょうか。いろいろな姿勢矯正・姿勢クッションがありきっとどれにするか迷ってしまうという方も多いはず。今日は「どんな姿勢矯正クッションを選べばいいか」について綴ってまいります。
結論としては「形状が違うようにみえてもどのクッションも基本的な理論は同じ。素材は滑らないもの」です。
こう言ってしまっては元も子もないのかもしれません。しかし姿勢矯正クッションとして売られているものの基本的な理論、つまり「どうすれば姿勢を矯正できるか」「腰痛を引き起こさないか」の考え方は同じです。
その理論とは「骨盤を90度に保つこと」です。 「骨盤を立てる」 ともいわれますが、同じ状態を指します。
人間の体の中で重さを支えられるのは骨だけ。筋肉や皮膚、内臓には重さを支える機能はありません。また ”こり”とは、筋肉に過剰な負荷がかかった状態が長く続くことです。 つまり上半身や頭の重さを”骨”で受け止める姿勢になっていれば筋肉に負担をかけることもありません。よって筋肉が”こる”こともありません。
そのために 「骨盤を90度に保つこと」 が必要なのです。ここが90度になっていれば、その上に載っている背骨は理想的なゆるやかなS字カーブを作り上半身や頭の重さをうまく支えてくれるからです。
あとはこの90度をいかにキープし続けられるか、滑り落ちないようにできるか(足の付け根や座面の工夫)、かつ座っていておしりが痛くないか(クッション性)などを各社研究され独自の素材を使うなど、皆さんの毎日の快適さのために日々取り組んでいらっしゃるわけです。
さて、基本は同じだと分かったが「自分の場合はどれがいいか」これに迷いますよね。ここからはひとりひとりのライフスタイルによります。例えばずっと座り続けるとお尻が痛くなりやすい方はクッション性の高いものを。ずりおちるように座る癖のある方は、脚がおけるように2手に分かれているものを・・など。もちろん座り心地として”ピンとくる”という感覚も重要でしょう。
ちなみに私は、ブックエンド(本を支える100円ショップで売っているアレ)を使っています。 「骨盤を90度に保つこと」 を実現できれば良いためです。
以上、みなさんが姿勢矯正クッションを選ぶ時の参考になればうれしいです。そしてみなさんがより快適に毎日を送ってくださるようにと願います。
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座り時間は短いほうがい良いものですが、もし座るならお気に入りのものを!