「なんとなくだらだら歩いているだけでも運動になっていますか?」という質問を頂きましたので、こちらで私の回答をシェア致しますね。
私の回答としては「はい、なっています。」
歩くためには立つ必要があり、立つことだけでも骨への刺激、下半身の筋肉の強化に加え、バランスを保つように脳や神経や働きます。歩くとなればなおさらのこと。
だらだらでもとぼとぼでも、歩くことそのものは運動ですとお話しています。
もっと言えば、日常生活こそ運動です。
料理も洗濯を干すのも立ちっぱなし、掃除や片づけは歩きます。
ただ、運動強度は低いため、より強度をあげ、より効果的に身体の機能を向上させようと思えば、”意識的に”身体を動かす必要はあります。
例えば、洗濯を干すという動きは、肩より上に腕をあげる数少ない機会。
洗濯ものを洗濯棒にかける時に、少し肩甲骨同士を寄せるようにしてあげれば、 肩甲骨周りを動かすことができ 肩周りをより柔らかくできます。日常生活をより効果的なストレッチタイムにできるわけです。
歩くことも、後ろ足の蹴りだしを意識して歩くことで、スピードが上がり、だらだら歩きとは違う筋肉を使うことができます。
このように、日常の動きの質をひとつひとつあげていくことで、日常生活はより身体を快適にする運動・ストレッチの時間になっていきます。
こうなれば、きっと日常生活をおくるだけで痩せるのでないでしょうか。
日常の歩く時間をより効果の高い運動の時間にして、もっと快適になっていきませんか?
歩き方を学ぶことは、フォーム(型)だけではなく、身体の使い方を学ぶことです。
歩き方を一度学ぶと、きっと日常の自分の身体や自分自身にもっと関心もでてくるはず。
歩きを学びたいと思ったら、篠田を思い出してくださいね!