ウォーキングは身近で手軽であるかために、色々な情報が溢れていて何が正しいか分からない!ということはありませんか?
今日はウォーキング、歩き方に関して私なりの視点でお話致しますね。
まず多くの方が悩まれるのが
- 歩数や時間、距離
- フォーム
という部分かと思います。
「一日一万歩歩こう!と聞く一方で、一万歩は歩きすぎだ!とも聞く。結局どっちがいいのか」「つま先から着地がいい、かかとから着地がいいというがどっちがいいのか」などです。
特に歩数はよく議論されるところですので、まずは厚生労働省の基本指針を見てみましょう。
- (成人)目標値:男性9,200歩、女性8,300歩
- (高齢者)目標値:男性6,700歩、女性5,900歩 ※70歳以上を基準値に設定
まず、年齢だけで目標歩数は変わります。
この数字だけをとって言うなら、おおよそ70歳以上の方に「テレビで一日8000歩以上が健康にいいって言うから歩きましょうよ!」といってもちょっと無理がありますね。
また運動習慣対策について、ごく一部抜粋すると
- (成人)1日平均1万歩以上歩くことを目標に
- (高齢者) 散歩やウォーキングを1日20分程度行う
ということで、まったく対策は変わります。
一方で私も雑誌の取材や監修で歩数を聞かれることがあります。この場合、その媒体がどの年齢・性別・運動習慣をもつ人に多く読まれているかによって回答を変えています。
高齢者の方が多くご覧になる媒体であれば、「 目標値:男性6,700歩、女性5,900歩 を基準に歩ける場合はプラスしてみましょう。」となりますし、WEB媒体やテレビ等不特定多数で情報を限定しないほうが良い場合は、 「目標値:男性9,200歩、女性8,300歩 を基準にして、高齢者の方はこればかりではない」として補足をいれます。
どの専門家の方もそこまで考えていると思います。
ここまではあくまで一般論です。実際には歩き方はその方のライフスタイルによって変わってきます。
年齢・性別、これまでの運動歴や趣味、歩く事で求める目的など、人生をどう楽しむか、どう生きたいかというところまで踏み込んで初めて
- あなたの場合は歩数は○○にしてみましょう
- あなたの場合は歩数にこだわらずに朝、△△程度歩いてみましょう。
- 無理に歩数の為に歩かなくても良いので、買い物の往復をこのように歩いてみてください。
などと、その方にあった、その方らしい歩きを暮らしの中に取り入れることができるのです。
結局は不特定多数のマスにむけた情報は、どうしても一般論になってしまいます。ですからその方にとって合っている歩き方を知るにはやはりプロから直接学ぶことが一番です。
その為にプロが存在するのであってテレビや媒体の情報だけで解決するならば、あなたはそんなことで悩んだり迷ったりしていませんよね。
またどれが正しい正しくないではなく、高齢者の方を中心に見ている先生と成人を指導している先生では本質は同じでも発信や言葉選びは変わったり、どこに焦点を当てるかで見せ方が変わり伝え方が変わります。
一般の方はそこで混乱されますがその切り分けや判別ができるのもプロなんです。
健康情報は世の中に溢れかえっています。だからこそ私のようなプロが存在し、その方に合った歩き方を見つけだしあなたの応援するためにいるのです。
あなたにあった歩みを見つめる為に、どうぞ私を始めプロの方の力も借りていい毎日と人生をお送りくださいね。
きっと思いがけない発見や、本やテレビでは分からないあなただけの歩む力が身につきますよ!