「歩くと足が太くなる」と思っていませんか?
ふくらはぎが大きく膨らんだり、盛り上がったりして歩く事をやめてしまっているとしたらもったいない!歩くことには足を引き締める効果があり美脚効果があるのです。
というのも、ウォーキングのような軽い運動を行っている場合は、足の筋肉が収縮を繰り返すことでポンプの役割をし血液の循環が良くなるという「ミルキングアクション」が 起こるからです。例えば座りっぱなしの仕事で夕方に足がむくんだりだるくなるのは、このミルキングアクションが起こらないため血液が滞ってくるためといえます。
では、どうして歩くと足が太くなると感じるのでしょうか。もしかしたらそれは歩き方にあるかもしれません。
<足が太くなる歩き方の原因>
- 外側重心で歩いている:外側重心とは、足の小指側や小指からかかとにかけて体重をのせている立ち方です。「靴のかかとの外側がすぐに擦れてしまう」「靴の裏を見た時に、小指からかかとにかけての部分が擦れている」場合にはこの外側重心です。筋肉が足の外側につくため、お尻とふとももの間がはるようないわゆる「腰が張る」状態になったり、ふくらはぎが外側にはりだすため前から見ると太くなったように見えます。
- ふとももの前側を使っている:歩くというと前足でぐいっと踏み出すと思われていますが、その歩き方は太ももの前側ばかりをつかうことになり前側がはってきます。前足を出して前足で身体をひっぱりあげて歩く歩き方といえます。
ではどうすればよいかと言えば、この反対です。
- 内側重心で歩く:足裏全体が着地した状態で親指の付け根(母指球)に重心を置き立ちます。太ももの内側に力を入れます。
- 太ももの後ろ側を使って歩く:後ろ足で蹴りだして歩きます。前足はただのつっかえ棒だと思ってください。少し前に出すだけです。後ろ足でぐっと押し出すことによって前足が着地する、その繰り返しです。後ろ足の太ももの後ろをつかって押し出すことで、お尻はあがり太ももの前側に不要な筋肉がつくこともありません。
こちらのブログも参考になさってください。
自分が外側重心で歩いているのか、そうでないのか。太ももの後ろ側でお知らして歩くとは?ということがピンとこない方は、歩き方診断もご検討ください。身につけるには、まず方法を知ること。歩く事は日常で身に染み込ませるものですのでまずは方法が分かることが大切です。
日常の歩く時間を、もっと足を引きしめ美脚スタイルを手に入れる時間にしませんか?きっと自分のスタイルの変化に嬉しくなりますよ。