過日、東京都足立区の小学校さまにて姿勢の講演をさせていただきました。
講演の前から、質問もたくさんいただいており、また当日は実際の小学校での授業の様子を見学させていただき、1年生から3年生までの姿勢や、先生方が気になっていることを色々と細かくお聞きすることができました。
5、6年生の姿勢がときに気になっているとのことでしたが、この日は長縄大会の練習でこの学年は不在。
でも、1年生から3年生をみるだけでも、姿勢や歩きの学びになりました。
さて講演ですが、父兄のみなさまはともて姿勢に関心が高く、講演後にはいろいろな具体的な質問をいただくことができました。
・首が前にでていて、そのせいで水泳の成績がイマイチあがらなくなってきたと子供も気にしている。どうしたらよいか。
・ゲーム中の姿勢がとにかくおかしい。ソファーのヘリにあおむけになって顎を突き出して、おかしな姿勢。首も心配、腰も心配。どうしたらいいか。
など。
まず、首が前にでてきたことで肩甲骨が動きにくくなっているということにお子様、ご自身が気がついている!というのがすごいこと。自分の体や動きにとても関心が高い証拠ですね。
そしてゲームの件も、まさかそんなアクロバティックな姿勢でゲームをしているなんて・・なるほど、ゲームってただ猫背になるだけではないんですね。
実際にご自宅に行ってご指導したいくらいですが、そうもいかず。ここが悩ましいところです。
せめて数回、地域の方に姿勢についてお話をする機会があれば、もっと改善法やよりよい対策をアドバイスできるのでは・・・と思ってやみません。