「子供の水泳のタイムが落ちたんですが、姿勢と関係ありますか?」
これは4,5年生の女の子をもつ保護者の方からの質問で、小学校での姿勢教育講演後に受けたものです。
姿勢と水泳のタイムの関係、実はあるんですよ。まさに猫背が可動域に影響しています。
試してみましょう、まず世界一猫背な人になってみて、クロールをしてみてください。両手で水をかくように。次に姿勢を良くしてクロールをしてみましょう。
いかがですか?姿勢を良くすると腕を大きくクロールをめいっぱいすることができますよね。
猫背になると、腕の可動域が小さくなり、姿勢を良くすると可動域が大きくなる。特に後ろへの回りやすさが違いますよね。
特に成長期、思春期の女の子は胸が膨らんでくる時期ともあいまって、やや猫背になりやすいことも影響していると私は思います。
また胸に限らず、身体的にも精神的にも、隠したい・恥ずかしい・私なんてという思考から猫背になる傾向があります。
子供たちには、やりたい事や イキイキとできる場所でめいっぱい楽しんでもらいたいですね。
いくつになっても、子供の頃の思い出は色あせない生きる糧になりますものね!