こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。

はじめに:話下手さんへ
「話すのが苦手で、いつも言いたいことが伝えられない…」 「コミュニケーションが上手くいかず、毎日が辛い…」
そんな悩みを抱えている方も多いと思います。しかし実は、口下手だからこそ持っている特別な魅力と影響力があると私は考えているんですよね。というのもこれまで姿勢や歩きをお伝えする中で、話し下手さんの方が醸し出す雰囲気への変化が大きかったからです。
しかし、話し下手さんの多くの方が「話し方講座」や「コミュニケーション術」に頼ろうとするはずです。もちろん間違いではありませんが、今回は、話すことが苦手な方だからこそ活用できる、全く新しいアプローチをご紹介します。
◆口下手さんが陥る「負のスパイラル」とは

<よくある悩みパターン>
口下手な方がもつお悩みには以下のようなものがあるかと思います。
- 話したいのに言葉が出てこない
- 「何を言っているかわからない」とあしらわれる
- 会話に入ろうとしても軽く流されてしまう
- 結果的に話すこと自体を避けるようになる
これらの経験が積み重なると、自分の存在そのものを否定してしまいがちです。しかし、ここで重要なのは「話すことが苦手」なだけであって「表現力がない」わけではないということです。
実は隠れた才能の持ち主!?
私が思うに、口下手な方の多くは、他の表現方法において非常に優れた能力を持っています:
- 文章表現:細やかな心の動きを短い文章で表現できる
- 芸術的表現:音楽や絵画などの非言語的コミュニケーション
- 深い思考力:物事を多角的に捉える能力
つまり、言語化や表現そのものが苦手なのではなく、単に「話す」という手段に抵抗があるだけなのです。
おそらくですが…実際頭の中ではかなり多くの言葉がいきかっているのは?と推測します。
◆現代は「寡黙さ」が武器になる時代

「何を話すか」より「何を話さないか」
ビジネスの業界でよく言われる重要な概念があります。それは「何を話すかよりも何を話さないかの方が、人への影響力が高い」ということです。
考えてみてください:
- やましいことがある時ほど、つい多くを語ってしまう
- 自分を良く見せようとする時ほど、言葉が増える
- SNS全盛の今、皆が「見て見て!」と発信合戦
このような環境において、あなたの「寡黙さ」は逆に際立つ個性となります。口数が少ないことで、かえって発言に重みが生まれ、周囲の注目を集めることができるのです。
◆姿勢・立ち振る舞いで「無言の意思表示」をする方法
そこで私が提唱するのが姿勢が与える心理的インパクトを活用する!ということです。
例えば姿勢の良い人と猫背の人、どちらに「意思の強さ」を感じるでしょうか?答えは明らかですね。
姿勢が良い人に対する印象:
- 意思がしっかりしている
- 自分の道を歩んでいる
- 何かしらの信念を持っている
これは全人類が無意識に理解している心理法則です。つまり、姿勢を正すだけで「この人は何か持っているな」という期待感を抱かせることができるのです。
この心理作用を存分に利用しましょう!!!
<篠田式、姿勢から影響力を高める方法>
1. 基本の姿勢づくり
- 息をゆっくり吐きながら自然に背筋を伸ばす
- 鎖骨を横に開き、視線は未来に向ける
- 足裏から息を吐く
2. 歩き方のポイント
- ゆったりとしたペースで歩く
- 呼吸をゆっくり深くする
- 所作も丁寧にゆっくりと
こんなことで?と思うかも知れませんが、まずはやってみてください。
◆「聞いてもらえる雰囲気」を作る
ここでさらに上記の姿勢つくり=佇まいを生かす方法をお伝えします。
・相手の聞く姿勢を作ってから話す
口下手な方がよく陥る失敗パターンは、「相手が聞く準備ができていない状態で無理に話そうとする」ことではないでしょうか。
話し上手な人たちの早いやり取りに割って入ろうとして、「何を言っているかわからない」「黙っていて」と言われた経験はありませんか?これは決してあなたが悪いのではありません。相手があなたの話を聞くスタンスになっていないからです。
一生懸命話題に入ろうとしたのに…悲しいですよね。
話下手さんには話下手さんなりの効果的なアプローチがあるんです。

- まず良い姿勢姿勢たたずむ
- 相手が「この人の話を聞いてみたい」と思う雰囲気が形成される
- こちらからではなく、話しかけられたら「ありがとうございます」から始める
- ゆっくりと、落ち着いて話す
良い姿勢でいるとそれだけで「意思がありそう」と見えるという話は先程もしました。加えて職場であれば必ず誰かが見ているはずです。一朝一夕で上記のスタンスがつくられるというよりは、日々繰り返すことによってゆっくりと静かに周りに影響力を広めていくのです。
たとえゆっくり話したり「えっと…」と詰まったりしても、スタンスができていれば相手は最後まで聞いてくれるようになります。
◆自分自身への好影響:心を凛とする効果
さて、ここまでは他者への影響という観点でお話ししましたが、佇まいは自分自身の心にも大きな影響を与えます。例えば体から心への作用として
- 自信の向上:「自分は大丈夫だ」という安心感
- 心の安定:どんな状況でも落ち着いていられる
- 内なる強さ:腹が座った状態を作れる
があげられます。
猫背でうつむいている時と、背筋を伸ばして前を向いている時の気持ちの違いを思い出してください。体の状態が心に与える影響は想像以上に大きいものです。
◆口下手さんの隠れた魅力を最大化する
ここからは特に声を大にしてお伝えしたいのですが、
普段それほど話さない人が時折発する言葉に、なぜか特別な重みを感じることがあります。これこそが寡黙な方の最大の魅力です。現代に求められる「深みのある存在感」を生まれ持ってもっているのです。
さらにあなたが持つ特別な資質
- 深く物事を考える能力
- 慎重に言葉を選ぶ姿勢
- 本当に大切なことだけを伝える選択眼
これらの資質に、佇まいや歩き姿、立ち振る舞いが加わることで、周囲の人は必ずあなたに注目するようになります。
実践を続けることで
- 声をかけられなくても、周囲があなたを意識するように
- 「実はあなたのことをずっと見ていました」と言われる
- 発言した時の影響力が格段に上がる
- 自分自身の自信と安定感が向上
が得ていただけるはずです。
◆話下手さんこそ、自分の魅力を信じて!

口下手であることは決して欠点ではありません。むしろ、現代社会において非常に価値のある特性です。私は口下手さんやそれで悩む方に必ずそうお伝えしています。
大切なのは:
- 自分の特性を受け入れる
- 姿勢と立ち振る舞いで無言の魅力を伝える
- 話す時は聞くスタンス、雰囲気を作ってから
- 寡黙さを武器として活用する
あなたには素晴らしい魅力と才能があります。それを表現する方法が「話す」以外にもたくさんあることを、ぜひ覚えておいてください。
そして自分の特性を生かして武器にしていきましょう!
まずこのブログを読んだ瞬間から、デコルテを開いて、背筋を伸ばし、ゆっくりと歩いてみませんか?あなたの新しい魅力に、きっと周囲が気づくはずです。応援しております!
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