こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。
23日にデジタルデトックス・リトリートイベント第0弾として千葉県・銚子を歩いてきました。
東京駅からバスに乗りましたが、バス停が変わっていて少し焦りました。東京八重洲ミッドタウンの地下のバスターミナル東京八重洲にバス停が移動していたのです。
ここでスマホ検索するのはデジタルデトックスに反しますので、人に聞いてたどり着きました。こういう時に焦るとよくありません。
約2時間40分の高速バス旅の先に到着した銚子は風は強いがお天気よし!
ここからが本番とばかりに携帯のWi-Fiをきり写真は最小限にしてウオッセ21に向かいます。
ひとりだとついスマホを取り出してしまうけど誰かと歩けばそんな機会もぐっと少なく楽しむ時間が倍増するものですよね。
「ほら、あれあれ」そんな会話もスマホを使わないので言葉を駆使しなければなりません。
常々思っているのですが「相手に伝わるように話さなければいけない」というのは確かにそうなんですが、話を聞く側も「この人が何を話したいのか聞こう」というお互いの話す・聞くがセットで話しって成立するんだと思うんですよね。互いの伝えよう・聞こうがセット。当たり前って言われればそうなんでしょうけど。
スマホを使わないと、お互いの 伝えよう・聞こうがうまく作用するように思います。話す・聞く姿勢ができるのでしょうか。
さて銚子を選んだのは、背伸びしないふだんを感じられる街だからです。かっこつけない、そこに住む生活感があるからです。海や自然も同じくかっこつけないそのままの力があると私は思っています。
海沿いを歩くことで海のゆらぎ1/fなど、リラックス効果も高く呼吸を深くし滞在することで心をほぐしてくれます。
また岩場や砂浜があり、ウォーキングの観点でもおすすめ。
なにより、歩くことによる内観の効果や点と点と線にするひらめきの効果はあなどれません。
このリトリートで残った言葉や経験が、何年、何十年か後にある日インスピレーションのように降りてきて、その時の状況とつながる、という経験もあるはずです。
話を戻し、スマホの電源をいれたのは帰宅してから。電源は見事に90%近く残っていました。スマホもきっと休めたと思います。いつも娑婆とつないでくれていますからね、ありがとうの気持ちです。
ちなみにウオッセ21に到着する前に「私が知っているわたしリスト」として自分の好きなものや関心事をシェアしながら歩いたんです。私は「魚の血合いが好き」と話をしていたんですけどね、レストランで「まぐろの血合い」が今日のランチ一品メニューに追加されていて驚きました。セレンディピティですね。
感性が高まれば、このような セレンディピティを幾度も経験するはずです。偶然の幸運をこのリトリートから。
次回は和リトリートとして1月に行いますので、このブログや公式メルマガでキャッチしてくださいね。