こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。オンラインウォーキングスクールを運営しています。
毎年発表になる「住みたい街ランキング」あなたは気になる方ですか?
ランキングは各社から出ているのでそれぞれのラインキングには差があります。またライフスタイルや価値観により住みたい・住んでよかったと感じるかには差があるので、ランキングだけにしばられず、自分にあった住まいを選ぶ目も必要ですね。
話は変わりますが、住んでから「こんなはずではなかった!」という話のひとつに”スーパー”があります。
例えば「まいばすけっと」「マルエツプチ」などの小規模スーパーが、その人にとっての”スーパー”か?は個人差があるようです。(私の経験上)
- 「スーパーが近くにありますよ!」と言われたがごく小さなスーパーしかなく結局、ひと駅先に20分くらい歩かないとほしいものが揃わない
- 自炊もそれほどしないしビールを買いたいだけなのに、大規模スーパーだとファミリーやグループで買い出しする客が多く億劫
- 買いたいものがワンフロアにまとまっているから小規模スーパーで十分
など。スーパーの定義はひとぞれぞれですね。
物件の紹介ページや、同エリアの別賃貸物件の紹介ページを見ても、だいたい同じような写真でいまいち本当の住み心地がわかりにくいと感じる人も多いはずです。
このようなスーパーをはじめ、住んだあとに”こんなはずじゃなかった!”と思う例をここからいくつかあげていきますので、お部屋選びの際にお役立てください。
■徒歩〇分じゃ歩けない!
駅から徒歩5分と書いてあったが、引っ越し後に実際に歩いたら7,8分かかるというのはよくある話です。掲載時の徒歩時間計算は“徒歩1分=80m”で計算されていると言われ、実際に歩いているわけではないからです。
- 歩道橋や信号待ち、線路での電車通過待ち
- 坂道
- 個々の歩くスピード
は考慮されていないためどうしても実際と差が出るもの。また部屋探しの際は車で移動するので駅までの状況を知らないままに契約ということもあります。これは私の経験ですが、引っ越した後に初めて幹線道路がすぐ近くで歩道橋を渡らないと駅にいけないと気がついたことがあります。
現地にいけるなら、実際に最寄駅から歩いてみましょう。ネットであればGooglemapなどで歩道橋や線路などの障害物のチェックを。
■スーパーが閉まるのが早い!
冒頭に書いたようにスーパーは要チェックのひとつです。特に今はスーパーによって特色があり惣菜がおいしい店、オープン時間が長い店など多種多様。できれば自分のライフスタイルに合ったお店がいいですよね。
賃貸でのお部屋探しでは不動産営業担当者が周辺環境を良く知らないということもあるものです。多くの物件を取り扱っているので、一件一件について情報を把握してきれないのですね。
スーパーの位置、オープン時間は、実際の部屋探しの際やネットで確認しておきましょう。スーパーの名前を聞いただけで規模感が分かれば別ですが遠方からの引っ越しでスーパーの規模感が分からなければ、ネットで検索を。
またできたら通勤・通学の道の途中にあるのがベストです。
■公園が怖い! 使えない!
「近くに公園があって良さそう」そう思って引っ越してみたら、昼間でもじめっとしていて怖い・・。これはGooglemapや物件紹介ページをみても分からないことです。また緑が少なく砂地だったり、都内の公園によっては開園時間が決まっていたり午前中は子どもしか入れないという規制をしている公園もあるもの。
昼間は子供や親子連ればかりの子どもの遊戯公園で意外と利用ができないなどもあります。
このような遊戯公園は、ファミリーであればポジティブな要素になりえますが、単身者にとってはネガティブな要素になります。
スーパーや公園の例のようにその人のライフスタイルや状況に応じて、環境のとらえ方はポジティブにもネガティブにもなりえます。また徒歩時間も人によってまちまちですね、車通勤の人であれば気にならないかもしれませんので。
ただお部屋の周辺環境を知り、事前に住み心地が分かればお部屋選びが変わってくるはずです。部屋選びで周辺環境をちゃんと見ておきたい、どういうポイントでみたら安心な物件を選べるのか、そう思ったら「引っ越し先の周辺環境リサーチ」のページものぞいてみてください。あなたの代わりに実際に歩いて周辺環境や住み心地を調査し部屋選びをしっかりサポートします。