
焼き肉ってムショーに食べたくなることあるよね。
●「食べない」ことを選択できる時代
今話題の榎木孝明さんの30日間にわたる「不食」、驚きましたね。しかしニュースをみて「30日とまでいかなくても痩せられるなら、私もやってみたい」と思った人もいたのではないでしょうか。ダイエットのため?デトックスのため?いずれにしても「食べ物があるのにあえて食べない」という選択ができるのは、豊かな時代だからこそなのかもしれません。
●「不食」の効果は
榎木孝明さんは不食した効果について
・集中力がました
・睡眠が深くなり4時間でスッキリ
・腰痛も消えた
などと、メディアの取材で答えています。”食べ物を食べない”という点では同じであるファスティング(断食)も同じような効果があるかもしれません。私も3日間ですがファスティングをしてみて、睡眠が深くなる感覚というのはあったように思います。またネットで検索すればいくらでもでてくる「ファスティングの効果」の通り、確かに顔回りはスッキリしたしお腹周りも痩せました。しかし・・・。
●なにごとにも向き不向きがある。
不食は少し行き過ぎですが、一般的なダイエットとして、食べない・ある種類の食べ物しか食べない・食事を減らすということには少しリスクがあると私は思います。先に書いたように私もファスティング経験者ですが、自分に限って言えば、ファスティングは向いていませんでした。榎木孝明さんも不食について「自分にはたまたまあっていただけ」というようなことを言っていたようですが、食事の制限は体にダイレクトに影響するように感じましたし、食事に限らず、世の中のあらゆるダイエット方法にはやはり向き不向きがあると思います。
●ポイントは「いつの間にか習慣になるか」
私は健康ウォーキング指導士ですから、その観点からダイエットを考えると生活の一部として毎日できること、つまり、いつも当たり前にできるようになる事(=習慣化)や方法が、健康的に体に負担なくできるダイエットだと思っています。例えば近年一般化してきた、野菜から食べるダイエット(インスリンの分泌を穏やかに、血糖値が穏やかに上昇する)は、まさにいつもの食事の量を変えずに習慣化できる方法でしょう。そのような意味で、姿勢改善やウォーキングもダイエットに有効です。
【ウォーキングをダイエットに取り入れる理由】
・痩せる習慣を身につけられる
・無理をせず体と相談しながら少しづつ痩せていく
・体力を温存しながら痩せる
ただ、向き不向きがあります。私はどうかな・・という方はお気軽にご相談くださいね。ダイエットで体を壊すなんて、実は他人事ではありません。
篠田洋江
健康ウォーキング指導士、姿勢教育指導士。ショーウインドウに映ったひどい猫背、がさつな歩き方の自分に愕然としたことから、歩き方や姿勢を学ぶ。21歳で患ったヘルニアも、悪い姿勢や高いヒールでの間違った歩きが原因だったと知り、現在はウォーキング教室やセミナー、コンテストファイナリストや読者モデルへの歩き方の指導など、のべ7000人以上の姿勢・歩き方を指導している。またウォーキングイベントも積極的に行い、歩くきっかけつくりやウォーキングから美しく健康になる習慣つくりにも取り組んでいる。
サイト:http://cowalking.jp