意外?なぜかどの家でもやっている子供の姿勢を悪くする習慣

こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。

子どもの姿勢、気になりませんか?実は思いがけず家庭内で子どもの姿勢も大人の姿勢も悪くする習慣や環境をつくっていることがあるものです。

子供の姿勢、気になりませんか?

人も子供も肩こり・腰痛

スマフォやパソコン、ゲームをするのは大人だけではありません。小学生も自分の携帯電話をもつ時代だし、ゲームやテレビも当たり前、大人達が毎日パソコンに向かって長い時間仕事をするのと同じように、子供達はゲームやテレビに長い時間むかっているのです。もはや大人だろうと子供だろうとこれら電子機器なしには生活できないのですから、小学生でも腰痛・肩こり・整体通いが増えているというのも、それもそう不思議なことではありませんね。


なぜ、席替えをするのか

ここからは、私が埼玉県の小学校で「子供の姿勢と生活について」という講義を行ったときの話を引用します。みなさんが小学校の頃、定期的に席替えがありませんでしたか?実はこの席替え、「同じ席であることによる姿勢の歪みを防止」するという意味ももっているのです。常に同じ席で同じ方向を向きつづけていれば、おのずと体は黒板が見やすいように回旋し、定着してしまう、つまり、偏った姿勢を長時間とりつづけることは、本来の姿勢を変えてしまうのです。姿勢が変われば、肩こり・腰痛を助長し慢性的な痛みにつながることもあるし、成長期であれば背骨そのもの形成にも関わってくる、背骨が歪むと運動神経や知覚神経、そして自律神経など神経伝達に影響がでてくるのです。

【影響のある神経と具体例】

・運動神経:つまづきやすい、かけっこがなかなか速くならない。

・知覚神経:味覚や五感、感じる力の低下、視力の低下

・自律神経:内蔵機能の低下、授業や勉強に集中力できない、自律神経失調症

なぜかどの家でもやっている子供の姿勢を悪くする習慣

ここで目を家に向けてみましょう。3度の食事をするダイニングテーブル、それぞれに席が決まってはいないでしょうか。

もし、お父さんの席、お母さんの席、ぼく・わたしの席、というように「指定席」があるならば、いますぐ席替えをお勧めします。

理由は小学校の席替えと同じ。テレビをみながら食事をする家庭であれば、なおさら席替えはした方がいいし、お母さんの作った料理をみるのもそこそこにテレビに釘付けでは、テレビの側に顔や体が回旋し定着してしまうかもしれないからです。3度の大切な食事の時間で家族の姿勢が変わってしまうなんてことのないよう1、2ヶ月に一回は席を見直しみましょう。右腰だけ痛い、左肩だけいつも凝るなんてこともこんな体の回旋からきているかもしれないから、今すぐ試してみてはいかがでしょうか。

きっと子供だけではなく大人もいろいろな発見があると思います。



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