さんぽにおいしいものは欠かせません!毎週土曜日は歩いて見つけたおいしいものをご紹介するVoicyの「毎日の歩きで進化するラジオ」。本日は、たいやきといえば名前があがってくる麻布十番の浪花屋総本店さんをご紹介致しました。
音声はこちらからもどうぞ。「#6 おいしいもの散歩〜東京・麻布十番のたい焼き屋さん〜」
おいしいものの話で盛り上がりましたが、麻布十番という街の情報をもっとお届けしたかった。ということで、ここでは音声をお聞きの方にもそうでない方でも分かる麻布十番という街の魅力をお届け致します。
●誰もが楽しめる麻布十番商店街
大きな商店街がある街は、活気がありにぎわいがあり自然と人が集まります。この麻布商店街もそのひとつ。チェーン店もあれば地元で昔から商売を営んでいるお店もあり、そのバランスがちょうどいいと私は思っています。初めていく街に見慣れたコーヒーチェーン店やお店があれば落ち着きますし、そうやってだんだんと街に慣れてもっと街を知りたくなれば個人のお店にポンと入ってお気に入りを見つけられるようになる。
そして個人のお店がどこもいい!たいやきの浪花屋総本店さん、豆菓子の豆源さんはもちろん、何回足を運んでもつきないほど美味しいお店があり飽きません。にぎわいのある商店街をぼんやり歩くだけでも明日への活力が湧いてきます。
●歩くだけで健康になる坂の街
坂道が多いのも麻布十番の特徴です。 麻布十番をはじめ港区全体としても無名の坂も含めれば100くらいはあるのではないでしょうか。名がついている坂は86あり、その坂名は港区ホームページの坂図鑑でみることができます。サザンオールスターズの歌にも出てくる狸穴坂(まみあなざか)はロシア大使館の横に。島崎藤村にいわれのある鼠坂は狸穴坂と永坂の間に差からしい急坂で残っています。
ウォーキングの点から紐解きますと、坂道は歩きの強度をあげることができるという利点があります。ただただ麻布十番の街をめぐるだけで足腰が鍛えられるのです。
●歴史と地形、リミックスされた文化の街
庶民の街でもあり高級住宅街でもある、これが麻布十番の街の魅力のひとつです。下町のような親しみのある風情と大使館が軒を連ねる高級感漂う雰囲気、この2つが同時に存在し歩けばいくつもの街を一度に歩いたような錯覚を起こします。ただまち全体は凛とし品があり手入れの行き届いた静かな街です。
これは地形的に高低差や川があったことからできたもので、真似しようとしてもできないのではないでしょうか。 住むのは高台、人が集いやすいのは坂下の川の近く。麻布十番商店街も古川という川に向かう谷の部分にあるようです。私は地形の専門家ではありませんが、歩けばその起伏にとんだ地形とそれにあわせて変わる街の表情に、面白さと探求心、興味をそそられます。
さんぽや街歩きは、あなたの脳と心にも大きな刺激を与えます。きっと歩く毎日からあなたの人生がもっと豊かになりますよ!
さんぽ、まち歩きのイベントもどうぞお越しください。あなたの知的好奇心を刺激します。
またvoicyでは、ウォーキングや毎日の歩きに関する情報を毎朝発信しています、一日のスタートによかったらどうぞ。
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