ウォーキングで腕を振る効果

こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。

ご存じでしたか?しっかと腕を大きく振ることで思った以上に良いことがあるんです。

まず最初に、腕は肩甲骨が動かすように、特に後ろに引くようにしてふりましょう。

この腕の振りを行うことでウォーキングの効果を高める良い効果を得ることができますよ!


●身体を早く温める

肩甲骨周辺の筋肉を動かすことで血行が良くなり、効果的に身体を温めることができます。

同じ理由で、寒い季節にはぜひ肩甲骨周りのストレッチも忘れず行ってから外歩きにいきましょう。


●歩きやすくなる

例えば、立ったままで腕を振り続けると自然に骨盤が前後に動いてきませんか?このように肩甲骨の動きは骨盤の動きと連動します。

骨盤が前後に動くという事は足が前後に動くという事、つまり足を一歩一歩出しやすくしてくれるというわけです。

特に速歩(息が上がるくらいの速さで歩く)などは、腕を身体の横に置いてしっかり振ることでスピードを出すことができます。


●負荷を与え体幹を鍛える

腕を少し大げさに大きく振ってみましょう。肘をあげるとさらに負荷があがります。こうすることでウエストをねじるような動きになります。

遠心力で身体がもっていかれそうになるのを体幹で支えながらしかも歩くことはなかなか難しいこと。

そして身体をねじりながら歩くという普段行わない動きを取り入れる事で、普段の歩きでは刺激できない筋肉を刺激することができます。

以上、いかがでしたか?腕を振ることで腕そのものの血行も促進し良い事が多いものです。

しかし年齢を重ねるたびに腕を振ることが難しくなってきます。これは腕を振り足を動かすという獅子の動きに体幹がふりまわされてしまいがちだから。50代を大きな境目にして「あれ、思うように歩けない」ということが増えてきます。

歩き方を学んでおくことはそのような中年世代になっても生きてくるもの。よかったら歩き方診断のサイトものぞいてみてください。

毎日のウォーキングでますます心身を健やかに生きてまいりましょうね!



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