「健康診断で身長を計ったら２，３センチ伸びていました！」
これはよく受講生の方が教えてくれるご感想です。
習ってすぐは気が付きませんが、それなりに毎日姿勢や歩き方を気にかけているとこんなこともあるんですね。
そういう私も身長が伸びた一人です。
日頃から猫背の姿勢を続けていると、前側に丸まろうとする筋肉の癖がついてしまいます。
よく、姿勢を良くする方法として
頭・背中・お尻・かかとを壁につけて、腰と壁の間に手の平一枚分のすき間を開ける
という方法がありますが、丸まろうとする筋肉の癖が強いと、この壁につくという事自体が苦しくてできません。
これは、ちょうどカメをひっくり返して床に置くと甲羅が邪魔をしてカメの頭が床につかないのと同じです。背中の丸まりが邪魔をして壁に頭をつけることができないんですね。
この丸まろうとする筋肉の癖をとる猫背解消体操をすることで、背筋を伸ばしやすくし、日常的にはもちろん身長を計る時にもすっと背筋を伸ばせるようになります。
猫背解消体操は、
- 手の平を上にしてお尻の後ろで組み
- 斜め後ろにぐっと引き肩甲骨を思い切り引き寄せる
- 手を斜め後ろに引きながら、顎を斜め上にあげて手と引き合う
- １，２，３とカウントしたら元に戻す
というものです。
ポイントは手の平は上、肩甲骨を思い切り寄せる、肩甲骨を寄せてから顎をあげる という部分ですね。
すこし身長が高くなっただけで見える景色た違う！これは嬉しいですよね！
猫背は、呼吸困難や内臓への負担、偏頭痛や肩こり・首こりなど様々な症状を引き起こす原因になります。
また思考の癖としても悩みやすい繊細さを生む傾向が。
それらを知っておくとなるほど！と気持ちの面から猫背を良くしようという前向きな志向が生まれ、器具や矯正グッズを使わなくてもどんどん良くなっていきますよ!
猫背という身体の癖、それを引き起こす思考の癖を知ってみたいと思ったらいつでも篠田にご連絡くださいね。
