身体に良い歩き方は、身体の背面・後ろ側を使う歩き方。
しかし「姿勢を良くしよう 」「ちゃんと歩こう」と思うと前面に力が入りすぎるもの。これが胸を張りすぎて背中が痛くなったり、太ももの前面が張ってしまうということに繋がります。
では身体の後ろ側をどうやって使うのでしょうか。
例えば
- その場に立ち、右足を前に一歩出してみましょう。
- 右足を地面に着地せず、地面からほんのすこし(2センチほど)浮かせておきます。
- 後ろ足でぐっと身体を押し出します。
- 押されたことで右足が着地したら、今一度後ろ足で押し出し体重をすべて右足にのせます。横からみると、頭から右足までが一本の線になっているようにです。
このような一歩の出し方が「後ろ足の押し出しによって一歩をだす」出し方であり、身体の後ろ側を使うということです。
この歩き方により、太ももの後ろの筋肉や内側の筋肉(内転筋といわれるもの)など本当に使いたい筋肉を使うことになります。
使う筋肉が変わることで
- ヒップがあがり
- ふとももの前側の筋肉の張り出しがやわらぎ
- 前から見た時に脚が細く
という、思いがけない良いこともあります。
いかがですか?
身体の後ろ側を使うのは、最初は意識しないと難しいもの。
しかしその一歩を変えることで、身体のラインも変わりますので、一度日常の歩き方を見つめ直してみてくださいね!