最初は「あれ?顎がガックンガックンいっている?」くらいだった症状。
それが明らかに噛み合わせがうまくできなくなり、ある朝起きたら口があかなくなり、歯ブラシを入れるのもやっと。
歯ブラシを縦にできないから、良く歯が磨けず口臭がひどくなって・・。
これは顎関節症への過程の一例です。
実は過日、Sさんの 歩き方診断をさせて頂いたところ、
「自分の信念とは違うけれど指示に従わなければ」「本当はこう思っているのに言えない・言っちゃダメだ」「現実と自分の気持ちがかみ合わない」
という「言いたいことを我慢している」ことが歩き方にも、無意識に噛みしめる表情癖にも出ているようでした。
Sさんにそのことをお伝えしお話ししたところ、「いつも板挟み、調整役で自分を押し殺している」と・・。
そこで思っていることを言いやすくする歩き方や身体のワークをお伝えしたところ、
「ワークをしたら、なんだか色々言い出さずにはいられなくなった」
と、自分に「言わないように」言い聞かせていたことを、少しづつ言葉にして出すようになったそうです。
周りにとっては些細なことでも本人にとっては一言、言い出せたことで、すごく楽になったそうです。
すごく軽くなってくださり、とても嬉しいです!
周りを優先して周りの為に言わずに我慢していたことを、少しづつでも表に出して自分を大切にし始めてくださったんだと思うと、受けて下さって良かったなぁと思います。
Sさんには心から笑顔で仕事も人生も楽しんで頂きたい、私は本当に心からそう願います。