こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。オンラインウォーキングスクールを運営しています。
ガニ股は男女問わずよく見かける歩き方です。
ガニ股 は少し広めに足を開いて二本線上を歩く歩き方で、特に男性の場合は
- 膝がやや曲がり気味
- 胸を大きく張りすぎ
- 足を投げ出すようにして歩き
- アゴが少しあがり気味
という点も重なると、
- えらそう、威張っている
- 怖い
- 近寄りがたい
という印象になりやすいのです。
ガニ股に加えて、いくつかの点も重なっている歩き方。身体のクセという面では、腰痛、膝痛を繰り返しやすく、疲れやすいと言えます。
心のクセという面でいえば、アゴの角度は心の状態を表しやすく、例えば「見下す」という言葉にあるように、顎があがって相手を上から見るような目線は総じてマウント姿勢ともいえます。あくまで全体の歩き方もふまえて。ですが、 ご自身がこのマウント姿勢であれば、自分を大きく見せたり、強くありたい、こうでなければと自分をやや過剰に奮起させている状態と思ってください。
これが長く続けば、身体も心も耐え切れずどこかで突然ストップがかかります。
そうなる前に仕事での自分の在り方や向かい方、部下や上司、同僚への向かい方を考え直す時期に来ているかもしれません。
また、本当のリーダーシップ、力は前面では計れません。立体感、つまり背面からみてもなお、包容力・自身の人生をつくっているというリーダーシップを感じる姿かどうかなのです。
そのような意味でマウント姿勢は、前面からだけの力になりやすいので、本来の自分の力を発揮しにくいともいえるかもしれません。
前より後ろ。背中から、自身の生きざまを見せられるか、といったところでしょうか。
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