こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。
■耳が痛い話かもしれませんが…
まず「怠惰な体」と聞いて、ドキッとした方もいらっしゃるかもしれません。でも安心してください。

今日のお話を知らないと、単純に太っているとか痩せているとか、そういうことで健康や美しさを判断してしまい、ただただダイエットや食事制限に走って、ご自分の大切な体、そして人生を台無しにしてしまうかもしれません。
でも大丈夫です。
ぜひ最後までお読みいただき、ご自分の場合にはどんな役に立つのか、そんな視点でご覧いただければ脱・怠惰な体になり本当の健康美を手に入れることができるはずです。
■あなたは「怠惰な体」をしていますか?
改めて、あなたはご自分が「怠惰な体」をしていると思いますか? それとも、「いや、大丈夫です」と思われますか?
よく太っているとか痩せているとか、鍛えているとか鍛えてないとか、そういうことで健康や美しさって判断されがちですよね。特に昨今はInstagramなどのSNSが発達しているので、「見せる筋肉」「見せる体」というワードをよく聞きます。
・見た目だけでは分からない「本当の健康美」
わたしは長年、様々な年代の方々に体操やウォーキングをお伝えしてきた中で、もっと大事なことがあると感じています。
それは何かというと、怠けた体は太っている痩せているに関係していないということです。
え?意味わからない。そう思いましたよね(笑)
例えば:
- お腹が多少出ていても「いい体してるな」という方
- バランスが良くてスタイルが一見良いように見えるけれど、日々、自分の体を使って動いていない方
がいるということです。
■最も危険な「思い込み」とは?
では怠惰な体とはどんな体かと言えばそれは「自分はその気になればいつでも動ける」と思い込んで、ずっと動かない人です。
そういう方の体って怠惰なんです。

確かにジムに行ったり鍛えてはいるかもしれません。それは日常の座りっぱなしや運動不足をプラスマイナスゼロにするという意味でのジム通いですが、でもそこ知れぬ怠惰感が出ているんですよね。
それってあなたの感想でしょ?と思われるかもしれません。そうです、この感覚を言語化できていないので、ただの感想かもしれません(笑)
ですが、一見逆のようながら例えば「完璧すぎる体への違和感」とも実は近いと思います。
例えば、完璧なスタイルのすごく美しい体があるとします。皆さんそういう体を見てどう思われますか?
あまりに完璧ではあるけれどそれを見て「美しいな」と思うと共に「この人、時間もお金もかけて今のスタイルを作ってらっしゃるのかな」って思いませんか?(わたしだけでしょうか)
あとは肌が不自然なくらいに美しい場合も同じです。肌が綺麗なことは素敵ですが、「この方って肌にめちゃめちゃ時間とお金かけてらっしゃるんだな」というのが雰囲気から醸し出されることがあります。
つまりお金と時間のたまものであることが、明白に分かるということです。
悪い事ではないし個人の自由ですが、日常の中でこそ培われた美しさとは少し違うと私は思います。
■「怠惰な体」は体のラインだけの問題ではない
私がお話ししている「怠惰な体」も同じです。体のラインやパーツとしての肉付きだけでなく、全体のお肉のたるみ感や動作、特に”歩き姿”から見えている部分が大きいです。
実はわたし自身も・・・
実は、私自身のも「怠惰な体をしているな」と思っていた時期があります。
ウォーキングを生業として続けるか迷うことが過去に何回も 何回も ありました。そういう時って歩いてないんです。動いてないんです。
単純にその歩くという体の動きだけでなく、いろいろなことに対して全てに対して動いてない。全部後手に回ってるんです。
そういう時は体の動きが違います、身体の動かし方が違います、体の肉付きが違うのです。

「私はいつでも動ける、だけど今は動いてないだけなんだ」
そういって何事も動かない、それが怠惰な態度でありその延長にあるのが怠惰な体なんです。
そんな時は体の動きがおかしいなと自分でも思うし、スタイルが変わったなとすぐにわかります。1週間、いや3日くらいで「あれ、違うな」と。
こうやって動かないこと、動けないことで:
- 自分の行動の範囲がどんどん小さくなっていく
- 動きたいのに物理的に体がついてこない
- 自分の世界が小さくなる
- やることが小さくなっていく
怠惰な体はさらに怠惰な体へと退化していくのです。
■目指すべき「自由な体」とは

では何を目指すべきかと言えば「自由な体」だと私は思います。
自由な体とは、ただ元気に歩けるということだけではありません:
- 嫌なことに立ち向かえる体力がある
- 逃げずに責任を取れる自分のマインドを持つ
- 思考の保守化を脱却できる
これらは自発的にしかできません。
座ったままで、寝たままで体力は養えませんよね。座ったままで、寝たままで思考の保守化は脱却できませんよね。
そう考えると、結局自由な体は人生への積極的な姿勢であるということができるのかもしれません。
■体には生活や生き方が見えるということ
ここまでをまるッとまとめると、体つきには生活やその方の行動の結果や思考の結果が表れているということに他なりません。その視点でぜひ日常的に動き、日常の中で美しくある体つきでいたいですよね。
お腹がでている痩せているに関わらず、本当に美しい体とは日常の中で作られる美しさだと私は思います。
あなたはどう思いますか?
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また、もしもあなたが:
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