こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。
今日は「実力以上によく見せようとすると、なぜか周りからの評価や信頼が下がってしまう」というお話をさせていただきます。意外に聞こえるかもしれませんが、感覚的にはわかるような気がしませんか?

◆私自身の失敗体験
昔の私は、「ちゃんと見せなければいけない」「プロなんだから、きちんとしていなければ信頼されない」ととても強く思っていました。
オーダーのスーツを揃えたり、プロフィール写真を何枚も撮り直したり、少し背伸びをした表現や見せ方をすごく選んできました。振り返ると、実力より少し上に見せようとしていたことは確かです。
しかし、その根底にあったのは自分への不安です。
「私はプロとして大丈夫なのかな」 「プロに見えるかな」そんな焦りや不安が、実力以上に見せようという行動につながっていたのです。当時はこれを「努力」だと思っていましたし、起業家や経営者であれば当然必要なことだと信じていました。
・でも、不思議なことが起きました
そうすればするほど、どこか噛み合わない感じが残るのです。
相手と話ししている時に「この人、大丈夫かな」という目で見られているように感じたり、実際なかなかお仕事がつながらなかったり。
思ったほど信頼に繋がらないということが、よく起きていました。
◆人は無意識に「力み」を感じ取る

誤解しないでいただきたいのは、よく見せようとすること自体が悪いというお話ではないということです。
ただ、お伝えしたいのは次のことです。
実力以上に見せようとすると、人は無意識に力みを体に生じてしまう。そして、お相手の方は必ずその力みを感じ取る。
実は、心理学の分野でも近いことが言われています。
人は自分を大きく見せようとする相手に対して「あれ、少しずれてるかもしれない。この人、本当はどうなんだろう」と慎重になる傾向があるのです。
これは相手を疑っているというよりも、人が持っている自然な感覚なんだと思います。
見ている情報と感じる雰囲気にギャップがあるということですよね。
佇まいに現れる「力み」
よく見せようとする力みは、すごく分かりやすく体に出ます。
- 肩に力が入る
- 胸を張りすぎる
- 視線が落ち着かない
- 歩き方が前のめりでせかせかしている
- 姿勢良くしようと大股で歩きすぎる
本人としては一生懸命なんですが、周りから見ると「信頼を得ようと頑張っているな」という頑張っている感や、どこか落ち着かないところがあり、余裕がないように映ってしまうわけです。
◆私が変えたこと

このような経験をもとに、少しずつ私は考え方を変えていきました。
よく見せようとするのではなく、自分がやろうとしていることを、たとえ誤解されたとしてもいい、自分なりに伝えるというスタンスに立つようになったんです。
具体的には:
- 実力を大きく見せることはもうしない
- 盛らない
- 下駄を履かせていただくことはしない
- 取り繕わない
- 無理に胸を張らない
「どうだ、私の〇〇はすごいだろう」ということは、あえて声高には言わないということです。
すると、不思議なことが起きました
説明をそんなにしなくても、少しずつ信頼される場面が増えていったんです。
すごく分かりやすい変化としては、リピートしていただける機会が特段に増えました。
それまでは、お仕事をいただいてもなかなかリピートにつながっていかなかったんですね。
今は何年もリピートしてくださる方、何年も私のことを信じて一緒にやってくださる方がいらっしゃいます。
この信頼の変化は、自分の佇まいを変えていったことが一つの要因だと私は思っています。
◆信頼は佇まいからにじみ出るもの

改めて、信頼は頑張って作るものというよりも、佇まいからにじみ出るものだと心から思っていますし、これには確信があります。
もし今、こんな思いを抱えている方がいらっしゃったら:
- もっとちゃんと見せなきゃ
- リーダーらしく、マネージャーらしくちゃんとしなくちゃ
- まだまだ足りないと思われたくない
- この年齢でこれができないなんて思われたくない
そんな思いで少しばかりでも無理をしている方がいらっしゃったら、もしかしたら整えるべきは実績や説得力のある話し方ではなく、立ち姿や歩き姿かもしれません。
そして、立ち姿・歩き姿には必ず内面が出ますので、その内面そのものかもしれないですよね。
◆真面目に頑張ってきたあなたへ
特に真面目に頑張ってきた方は、まさにスキルや知識をしっかりブラッシュアップしていらっしゃるはずです。
知識やスキルの段階ではなく、ご自身の身一つで勝負できるというところに、もしかしたら差し掛かっているかもしれないですよね。
今までもハナマル。そしてこれからさらにご自分が思い描く未来に向けて、今日のお話もぜひご参考になさってください。
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本日も最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。














