仙台市さまにお呼び頂き、「都市部におけるヘルスプロモーションの問題点~若手が活躍する介護予防の機会の創出~」として講演をさせて頂きました。
私自身は、ウォーキングレッスンや、コンテストの指導、撮影やショーなど一見華やかにみえる仕事もしてきましたし、おかげさまで気が付けば積みあがってきた色々な経験があります。
一方であまり大々的ではありませんが、高齢者体力つくり支援士として活動してきた経験。簡単にいえば介護や高齢者という、華やかさとは違う”実際の生活・暮らし”を支えるお役目にも携わらせて頂いてきました。
どっちも現場、どっちも実際に会い、話し、向き合い、生の声を聴いてきて思うこと。そしてそこから生まれている自分の中のシナジー。
どっちしか知らずには夢見心地の自己満足に終わることを、最初はたいへん思い知らされました。「当然こっちの方が喜ぶでしょ?」という思い込み。”キレイなものしか見てこなかった”ふがいなさ。自分の“押しつけのやさしさ”。ギャップのある世界同士だったからこそ、最初はどう料理していいか分かりませんでしたが、やっとことこと煮込んでいい味に。そしてこれこそ自分らしく私しかできない「ハイブリッドな仕事」と思えるようになってきました。そしてだから伝えられることもあるのかもしれません。
最初は、どんなことをお話ししようか・・と思っていましたが、現場でよく聞く声や利用する方から普段聞いている声。行政にもアタックして門前払いもやっぱり経験しているので(笑)そんな民間としてのお願いをいくつか・・。
現場の声をお届けできたことはありがたく、また、行政の方がどれだけ住む人たちのことを、どれほど想い「より良くしていくには」を日々考えているかということも肌で感じました。行政はそこに住む市民を幸せにしたく、市民は温かく良い行政であってほしいと願う、そんな相思相愛の関係、いいですね。
仙台市さま、お呼び頂き、誠にありがとうございました。
篠田洋江
健康ウォーキング指導士、姿勢教育指導士。男性限定のウォーキングスクールを開催。なりたい自分に近づくための振る舞い・姿勢・歩き方の指導をおこなう。また小中学校での子供の姿勢講座などを通し、のべ9000人以上の指導を行う。かっこよく凛として美しく健康になる習慣つくりを行う。自由大学「未来を歩く姿勢学」「オトコの姿勢学」教授、 Facebook:篠田洋江