モノをガンと置いたり靴をカツカツ鳴らして歩いたり・・・イライラすると態度にでたりしませんか?
心が乱れると歩きにも無駄な力が入り、周りを寄せ付けないような圧を感じる歩き姿になりやすいもの。
感情や意思という内面は、普段の何気ない態度に影響するものですよね!
ではなぜイライラするのでしょうか。
きっと、思うように相手が動いてくれないという他人をコントロールしようとする苛立ちからくるのではないかと思います。
でも他人の行動や言動に心が乱れ、イライラ過ごすなんてもったいないですよね!
さて他人をコントロールしようする時、ガニ股だったり足を投げ出すようにして歩いたり、やけに音を出して歩くという特徴が歩き姿に出ることが多いようです。
美しい立ち居振る舞いの基本は、自分の範囲(力量)の中で無駄なく振る舞い、他人の範囲(他人の力量)に踏み込まない事。
そのような意味では、足をなげ出して歩くなどは 他人の範囲に勝手に踏み込む歩き姿といえ、まさに他人をコントロールしようとしている意思の表れといえます。
そしてこの歩き姿にはかなり力も必要で、知らず知らずのうちに心身ともに疲れるはずです。
「まず自分の範囲(力量)の中で美しく振る舞う。その振る舞いに磨きをかける。」ということを歩き姿から体現できれば、他人や周りがどうであろうと関係ありません。
自分の範囲の中をまず磨いていれば”もっとこうありたい””、”もっと○○ができる”というように 自分への洞察力が高まりベクトルが自分に向きます。
このようにベクトルが自分に向く事で、心が平和に穏やかになります。
それこそ心が平和になる歩き姿であり、自分も相手も大切にする歩き姿です。
自分も相手も大切にする人の歩き姿は心が穏やかで、安心して話せる雰囲気をもっています。そしてとても自然で端正な美しい歩き姿です。
そして、ひとりの平和な心は、周りにもよい影響を与え周りを平和にしていきますね。
「まず自分の範囲(力量)の中で美しく振る舞う、その振る舞いに磨きをかける」というのが心平和に日常を送るコツかも。そう思います。
気になる方や話を聞いてみたい方は、お気軽に篠田までご連絡くださいね。