築地、勝どき、深川へ。ウォーキングで街を旅する

ウォーキングイベントやウォーキング教室のためルートを事前に歩くことをウォークスルーといいます。このウォークスルーをし事前に道を確認したり名所や観光地の様子を把握して当日に備えるのです。

さて、過日は築地~勝どき~深川をウォークスルーで歩いてきました。築地や勝どきはここ十数年で大きく街が変わりこれからも変化し続ける街。一方で深川は古き良き下町風情を残し、いつ足を運んでも落ち着く場所です。

●魚・野菜・肉なんても!築地市場はテンションがあがる

豊洲に移転したとはいえ、築地場外市場は今も一般の私たちが足を運びたくなる場所です。「築地魚河岸」というビル2棟には専門店もあり食事ができるフロアもあり、築地初心者にとって安心していけるテナント集合ビルです。スーパーで見かけるのとは違う大きなまぐろや魚、珍しい野菜など見ているだけでテンションがあがる!もちろん昔ながらのお店を巡るのも楽しみのひとつで、あてもなく店頭を眺めながらぶらぶら歩くのは、ぜいたくな時間の使い方でしょう。

●20年前から大変化。「街」となりつつある勝どき

かつて勝どきには「勝鬨橋」を渡らなければ行くことができませんでした。それが「築地大橋」ができたことによりアクセスは一気に良くなり、築地から勝どき、豊洲までがストレートにつながったことで人の流れも車の流れも変化しています。20年前、サラリーマンだった頃にこの勝どきに通勤していましたが、当日はどこも建設中でひと気も少なくランチにも苦労したものです。今は人が往来しスーパーや飲食店も増え「街」になりつつある。そんな印象を受けました。

●今も昔も変わらない月島・深川の安心感

勝どきの開発の一方で、街並みが大きく変わらない安定感があるのが月島・深川です。月島といえば「もんじゃ焼き」が有名ですが昔ながらのお店も若々しい新進気鋭のお店も仲良く並び街全体で「月島ブランド」を盛り上げようとしている気合があります。月島観音も月島温泉も変わらず。そして月島から深川に向かう途中にあるのが有名な「肉のたかさご」さんです。

20数年前、この店の前を頻繁に歩いていたにも関わらず私はこのお店でお弁当のひとつもコロッケのひとつも買ったことがありませんでした。「今日は我慢しよう」「また今度の機会にしよう」そう思って20年経っていたのです。コロッケひとつ、お弁当のひとつでさえこんなもの。きっと人生には「 また今度の機会にしよう 」がたくさんあるのでしょう。「また今度」を卒業したいし、何より11:30になったばかりだというのに、もう人だかりができるくらいの人気ぶり。焼き豚弁当を買って隅田川のほとりのベンチで空を眺めながらおいしく頂きました。

田舎風といいますか甘辛くて自分好みの味。こういう味を出すのは難しいんですよね。タレをたっぷりかけて紅しょうがをのせた焼き豚とご飯の相性はいうまでもありません。

●街なみの変化を楽しむ、そんな贅沢な歩き旅

ゴールは門前仲町の深川不動尊。時間にして約2時間でしたが、まる一日東京を楽しんだような充実感でいっぱい。街なみの変化や空や雲、川や人々の流れを眺めながら歩くだけで心も体もリフレッシュ。歩くだけで旅をした、そんな日常こそ贅沢と思わせてくれるルートでした。

いいですね、歩くって。ウォーキングイベントやウォーキング教室も行っています。 歩く旅を楽しみたいと思ったらチェックしてみてくださいね。



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