こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。
今日は「首が前に出る人は○○を変えるだけで劇的に姿勢が変わる」というテーマでお話しします。
「劇的に変わる」なんて大げさと思われるかもしれませんが、実際に劇的に変わります。
今日のお話を知らないと、ずっと首が前に出る悩みを抱えたり、姿勢を良くしようと努力しても体に痛みが出てしまうかもしれません。

【なぜ首は前に出てしまうのか?】
多くの方が「首が前に出る」「猫背になる」という悩みを持っています。実際、私の受講生の方の90%以上がこの悩みを抱えています。パソコンやスマホの使用が増えた現代では、多くの方が以下のような症状に悩まされています:
- 肩こり
- 腰痛
- 首こり
- 頭痛
これらは「デジタル痛」と呼んでもいいかもしれませんね。
では、なぜ私たちは首が前に出てしまうのでしょうか?単にパソコンやスマホを使うからでしょうか?
実は、人間の構造として首は前に出やすいものなのです。それはなぜか?
【目が前についているからこそ】
意外かもしれませんが、首が前に出る根本的な理由は「目が前についているから」です。
私たちは
- 腕より上に目はついている(身体の構造)
- 日常のほとんどの作業は前側で行う(後ろ側でパソコンを打ったり料理をする人はいません)
- 多くの作業をやや下目線で行う
下を見ようと視線が下がると、頭が前に倒れ、首が前に出てしまうのです。
理論上、首を前に出したくなければすべての作業を真っ直ぐ前を向いて行う必要がありますが、腕が前についている限り実生活では不可能です。
【劇的に姿勢を変える方法:目の使い方】
姿勢を良くするための重要なポイントは「目の使い方」にあります。
目が前についているからこそ、見たい方向に頭が動きます。つまり、目の使い方によって頭の位置をコントロールできるのです。
◆効果的な視線テクニック:「頭の後ろを見る」
私がお勧めするのは「頭の後ろを見る」という方法です。
具体的には:
- 例えば、後ろにスマホがあると想像して、後ろを見るつもりで目線を持っていく
このテクニックを使うと、自然に頭が後ろに引かれていきます。
そして頭が背骨の上に正しく乗るので筋肉の補助を必要としない理想的な姿勢が実現できます。

◆実践方法:後ろ歩き
目で後ろを見るイメージがつかみにくい方には「後ろ歩き」をお勧めします。
ただ長くする必要はありません。
- 安全な場所で行う
- 顔はまっすぐ前を向けたまま
- ゆっくりと後ろに歩く
- 5歩から10歩程度で十分
を守って軽くやってみましょう!
後ろ歩きをすると自然と後ろ側に意識が向き、頭が後ろに引かれて姿勢が良くなります。また、普段使わない筋肉も使うことができるので一石二鳥です。
【小さな変化が大きな違いを生む】
このような繊細な体の使い方が、実は大きな変化をもたらします。ダイナミックな動きよりも、繊細な動きこそが体や心を変えるのです。
この「視線を後ろに持っていく」テクニックを続けていくと
- 頭が後ろになっていく感覚がわかるようになる
- 自然と良い姿勢が身につく
- 姿勢の改善により体の不調も軽減される
日常生活では前に向く場面が多いですが、このテクニックを意識するだけで姿勢が変わってきます。
【まとめ】
「首が前に出る人は目の使い方を変えるだけで劇的に姿勢が変わる」
これが今日のメッセージです。小さな意識の変化が、あなたの姿勢と健康を大きく変えることができるのです。
私は「人生100年時代の美しく輝く歩き方革命」をテーマに、新しい発想や前向きな思考を養う独自のウォーキング法をお届けしています。
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それでは、本日もデコルテから幸せのオーラをだしながら、颯爽と歩いていきましょう!
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