こんにちは、歩き方コンサルタントの篠田洋江です。
■はじめに
「心が整う歩き方」と聞いて、あなたは何を想像しましたか?
「歩くと心身が健康になるから歩きましょう」という一般的な健康論?それとも「体の動きに集中して瞑想効果を得る」というマインドフルネス的なアプローチ?
実は、どちらでもありません。
この記事でお伝えするのは、あなたの周りでは誰も話していない、まったく新しい視点です。この方法を実践することで、あなたの日常に静かな革命が起こるはずです。

■ 印象を良くしたい?その歩き方が心を乱している!
多くの人が気づいていない衝撃的な話をさせてください。
「印象の良い歩き方は、心を整えるどころか、むしろ心を乱している可能性がある」ということです。
え?どういうこと?
そう思ったかもしれませんが、篠田メソッドでの心を整える歩き方として多くの方にお伝えしたいメッセージなのでです。

■真の美しさは「人が見ていない時」に現れる
歩き方を学ぶ視点の盲点
多くの方が歩きを学ぼうとする時の動機として「印象を良くしたい」というものがあります。
- 「第一印象を良くしたい」
- 「きれいに見せるため」
- 「かっこよく見せるため」
しかしこれらはすべて他者の目線を意識したものです。確かに悪いことではありません。社会生活を送る上で必要なことでもあります。
しかし、これが心を乱す原因になっている
他者を意識した歩き方には、避けられない副作用があります:
- 常に「どう見られているか」を気にする
- 「おかしいと思われていないか」という不安
- 心の焦点が外側(他人の評価)に向いてしまう
この状態で、心が整うと思いますか?
むしろ心が乱れるのは当然です。
■篠田メソッド「人が見ていない時にこそ美しく歩く」
人間の本当の姿は、人が見ていない時に現れます。
- 誰も見ていない時の行動
- 一人でいる時の立ち振る舞い
- プライベートな空間での過ごし方
これらこそが、あなたの本質を表しているのです。
人間の本性が現れる瞬間は、自分しか見ていないその瞬間なのです。
だからこそ篠田メソッドでの美しい歩き方の定義は人が見ていない時に、自分自身のために美しく歩くことなのであり、それこそ心が整う歩き方なのです。
ここまで読んでお分かり頂いた通り、単なる歩きの技術やフォームではありません。
あなたの:
- 自分自身への敬意
- 人生に対する姿勢
- 内面的な美意識
- 自己尊重の度合い
これらすべてが、歩き方に現れるのです。
■自分を大切に扱う歩き方
→ステップ1:意識の転換
次回一人で歩きながら、こう自問してください:「今、私は自分自身を大切に扱っているだろうか?」
→ ステップ2:静かな実践
身体の動きを丁寧に一歩 一歩 足を前に出す。
そして
- ゆっくりと静かに歩き
- 視線を前にし
- いつも動いてくれる心臓や体すべてにフォーカスしながら足を運ぶ
→ ステップ3:心の変化を観察
この時、あなたの心にどんな変化が起こりますか?
もし以下の変化が起これば、篠田メソッドによる美しい歩き方の片鱗を感じて頂いているはずです。
- 静かな落ち着き
- 凛とした気持ち
- 心の秩序の回復
「でも、一人の時はつい気が緩んでしまって、こんな風に歩けないという方も大丈夫。
人間にはバイオリズムがあります。ただ、やってみようと思ったら、歩きながらある瞬間、自分自身を大切に扱ってみてください。
すると自然に:
- 立ち振る舞いが変わる
- 歩き方が変わる
- 姿勢が変わる
ピシッとするのではなく、自分なりのリラックスした美しさが生まれます。

■心が整う歩きで起こる人生の変化
→すぐに体感していただけること
- 心の静寂
- 自己尊重感の向上、自分で自分を大切にできる
- 日常への新しい視点。街を歩きながら新しい視点を得る
→長期的に得て頂けること
- 深い自己信頼、人生後半に向けてより深まる自己理解
- 内面からの美しさ、素の魅力が際立ち人間的魅力が表に現れる
- 人生全体の質の向上
■実践への第一歩
今日から始められる簡単な方法:
- 一人でいる時にこそ美しく歩く
- 周りに誰かがいたとしても、自分のために歩く
- 「自分を大切に扱おう」と心で唱えて一歩踏み出す
たったこれだけで、新しい発見が始まります。
■真の美しさは内側からの静かな変化による

心を整える歩き方とは、他者のためではなく自分自身のための歩き方です。
人が見ていない時にこそ現れる、あなたの本当の美しさ。それは外見的な美しさではなく、生き方の美しさ、あり方の美しさです。
この記事を最後まで読んでくださったあなたなら、きっとできます。なぜなら、自分自身のために歩きを学ぶという視点を、すでに持っているからです。
今この瞬間から、あなたの新しい歩き方が始まります。一緒に一歩づつ歩んでまいりましょう!